長期・超長期で一番リターンが大きいのは、株式だった
世間で常識とされていることが、実は本当ではなかった。世の中にはそんなことが結構あるものです。投資の世界でも”常識のうそ”がいろいろあります。恐らく、最も広く流布している常識は、「株よりも債券のほうが安全」というものでしょう。
果たして、この常識は本当でしょうか? シンプルに考えれば、株は元本保証されないのに対して、債券は発行元がデフォルト(債務不履行)でもしない限り、元本はまるまる戻ってくる。発行元も大企業であったり、国や地方自治体であったりと、総じて信用度が高い。だから、債券のほうが株より安全。そう考えるのは自然なことだと思います。
ですが、企業はもちろん、国や自治体だってデフォルトを起こすことがあります。そうなれば、債券だって一夜にして紙くず同然になってしまいます。実際、ギリシャなどはたびたびデフォルトしていますし、国内でも地方自治体がデフォルトに陥った例があります。事はそう単純ではないのです。
実際のところはどうなのでしょうか? 米国における1802年1月〜2019年11月の約218年間に及ぶ、主な金融商品(株式、債券、T-Bill〈「TreasuryDiscountBills」の略で「国庫短期証券」のこと〉〕、金、現金〈ドル〉)のリターン(純利益)の推移を見ていくと、意外なことが分かります。
長期もしくは超長期で見た場合、実は一番リターンが大きいのは株式なのです。投資の世界では「リスク=ブレ幅」でしたから、言い換えれば、長期・超長期で見た場合のブレ幅が一番小さくて、安全なのは株式投資ということになります。
では、日本の国内市場ではどうでしょうか? やはり、日本でもほぼ同じ傾向であることが確認できます。ここからわかることは、「債券が株よりも安全」というのは目先のブレ幅の小ささを示しているだけで、長期的に見たときのパフォーマンスの優劣や安全性を表したものではないということです。
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