超低金利時代、お金を預けているだけでは、資産形成にはなりません。投資の必要性が高まる今、知っておくべき投資の基本知識を紹介します。今回は、投資先として人気の高い「米国債・金投資」について詳しく解説します。※本記事は、頼藤 太希・高山 一恵氏の著書『マンガと図鑑 はじめての資産運用』(宝島社)より一部を抜粋・再編集したものです。

海外の国債を買うならおすすめは「米国債」

●世界中で人気の米国債

 

国債は日本だけでなく、多くの国が発行しています。なかでも米国債は、格付がとても高く、世界中で活発に取引されています。格付が高いにもかかわらず金利が1%を超えるときもあります。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

この米国債には「利付債」と「ストリップス債」の2種類があります。利付債は、通常、元本部分と利息部分で構成されていて、保有していると定期的に利息が支払われます。一方、ストリップス債は、割引で販売されて満期になると額面の金額が受け取れる債券です。利息の支払いはなく、持っているあいだの金利は元本に組み込まれるため、複利効果を得やすいのが特徴です。より資産形成に向いているのは、米国ストリップス債です。

 

 

●為替変動リスクがある

 

安全でかつ高金利の米国債ですが、外国の債券であるため、為替変動リスクの影響を受けます。たとえば、金利がついたドルでの額面上は金額が増えても、円高が進むと円に換えたときの金額が減ってしまうのです。

 

 

注目のセミナー情報

【国内不動産】4月25日(木)開催
【税理士が徹底解説】
駅から遠い土地で悩むオーナー必見!
安定の賃貸経営&節税を実現
「ガレージハウス」で進める相続税対策

 

【資産運用】5月8日(水)開催
米国株式投資に新たな選択肢
知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力

次ページ安全資産の金投資…おすすめの購入方法は?
お金がどんどん増える! あなたにぴったりの投資法が見つかる! マンガと図解 はじめての資産運用

お金がどんどん増える! あなたにぴったりの投資法が見つかる! マンガと図解 はじめての資産運用

頼藤 太希 高山 一恵

宝島社

お金を減らさずに堅実に増やす資産運用のノウハウを凝縮した1冊!  「長期・積立・分散投資」の極意をマンガと図解でやさしく解説。 「実践できる」ことにこだわり、税制優遇の恩恵を受けながら堅実に資産を増すことの…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧