1人当たり10万円の給付金…家計調査で分かった意外な使い道

日々発表される統計や調査の結果を読み解けば、経済、健康、教育など、さまざまな一面がみえてきます。今回は、「コロナ禍の家計」についてみていきます。

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コロナ禍で「食料品」の消費が拡大するなか…

5月25日現在、3度目の緊急事態宣言も延長されそうな状況に、世の中、疲弊しきっている感も漂います。

 

誰もが体験したことがないコロナ禍、わたしたちの生活に大きな影響、変化をもたらしました。それは家計にも表れています。

 

総務省『家計調査』で、二人以上の勤労世帯について、コロナ前の2019年とコロナ禍の2020年を比較してみましょう。

 

まず「消費支出」ですが、2019年32万3853円から2020年30万5811円と、前年比94.4%。行動が宣言されるなか、わたしたちの消費も落ち込みました。

 

コロナ禍で「料理男子」も増加(※写真はイメージです/PIXTA)
コロナ禍で「料理男子」も増加(※写真はイメージです/PIXTA)

 

そのなかでも消費が拡大したのが「食料品」。緊急事態宣言下で、「自炊を始めた」という人が多かったように、「食料品」は軒並み消費が拡大しています。なかでも「麺類」は前年比120.9%。リモートワークの拡大、学校の休校などで、自宅で昼食を取る機会も多かったこともあるのでしょう。使い勝手のいい麺類をセレクトした人が多かったと考えられます。

 

さらに「麺類」を上回ったのが「酒類」で前年比123.1%。外に飲みに行く機会が減ったコロナ禍。一時「リモート飲み会」も流行りましたが、「家で飲まなきゃやってられない」という人も多かったことでしょう。

 

【コロナ禍で前年比10%以上消費が拡大した「食料品」】

「酒類」前年比123.1%

「麺類」前年比120.9%、

「肉類」前年比114.1%

「油脂・調味料」前年比112.0%

「魚介類」前年比110.0%、

「野菜、海藻」前年比111.9%

「乳製品」前年比110.5%

 

出所:総務省『家計調査』より

 

また「酒類」とともに消費が拡大したのが「たばこ」で前年比119.2%。外出先での喫煙が難しくなっているなか、自宅であれば堂々と吸うことができますし、「お酒とタバコはセットでなければ」という人も多いのでしょうか。

 

お酒の量も、タバコの量も増えた2020年。新型コロナの感染も心配事ですが、愛飲家、喫煙者の健康も心配です。

 

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著者紹介

連載統計から紐解く日本の実情2021

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