「報告、連絡、相談」が、あなた自身の身を守る
「報・連・相(ホウレンソウ)」と聞いて、すぐにどんな意味かわかりますか?
「報告、連絡、相談」ですね。
「報・連・相」は意識して行うことが大切です。なぜなら自分の身を守るからです。
なにか大きなミスをしてしまったときや、突発的に大きな問題が起きてしまったとき、すぐに上司に報告をしておけば、それ以上のミスにならないように食い止めることができます。
おそらく管理側は、ミスしたことについて、さほど怒ったりはしないと思います。それよりも、起きてしまったミスをどう解決するか、今後同じことをしないためにどうするか、ということに意識が向くからです。
これがなんの相談も進捗の連絡もせず、もう自分の手に負えない状況になってから報告されても、管理側もお手上げになってしまいます。
ミスをしないことが一番ですが、人間ですからミスのひとつやふたつ、必ずあります。そんなときこそ、怒られたら嫌だな、と思うよりもまず「報・連・相」を徹底して、自分の身を守りましょう。
派遣先の従業員や上司、どの程度親しくするべきか?
派遣先の社員とはどれくらいの距離感を持っていたほうがいいのでしょうか。
筆者は派遣時代から仲良くなり、いまでも付き合いがある社員は何人もいます。たまたまそうだったのかもしれませんが、比較的どの会社もフレンドリーに付き合える人が多かったような気がします。
気が合う人同士であれば、プライベートで仲良くなって食事に行くのも特に問題ないと思います。上司との距離感もほどほどに取って、仲良くするのはありです。場合によっては正社員に推薦してくれることもありますから。
ただし、正社員になりたいからといって、誰彼構わず、打算的に近づくのはお勧めしません。最終的には人事部が入って、正社員にするかどうかを決定していくので、あまり意味がありません。
LINEの交換も特に問題ないでしょう。最近はLINEで勤怠の連絡をすることも増え、皆さん、電話番号より気軽に交換しているようです。LINEは電話と違って、もし苦手な相手から連絡がきても、無視できますから便利ですしね。
社員と仲良くなって損はすることはありませんが、仕事を介しての付き合いにはなりますので、親しき中にも礼儀ありを意識したほうがいいとは思います。
元木 さき
GCDFキャリアカウンセラー
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】