努力で補えそうなら「できます」と答えてみよう
「やってみたいけど、この仕事できるかな?」と構えてしまうことはありませんか?
ついつい自分のなかで考えすぎてしまって、消極的になってしまうことがあるかもしれません。それは損です! ちょっと勉強してできそうなことは、思い切って「できます!」と言ってしまいましょう。
できることが多いほうが、もちろん採用率もアップする可能性があります。提示されているスキルがあっても、「実際はエクセルのxx関数までできれば大丈夫」と、派遣会社の営業が教えてくれることもありますので、相談しながら仕事を掴みに行くのもひとつです。
ただし、顔合わせでできると言ったことが、そのあとも全くできないとそれは嘘になりますので、できるようになるための努力は必要です。
実際、派遣先で、一から関数の表を作って、ということはあまりないかと思います。たいていフォーマットがあって、それに入力したり、少しアレンジを加えたりする程度でしょう。関数さえ壊さなければ問題ないことがほとんどです。
私も派遣社員を始めたころ、SUM関数くらいしかできなかったのに、「エクセルはできます!」と言って就業しましたが、特に問題ありませんでした。ときには少々のはったりも必要なのです!
次のキャリアを視野に、職務経歴書は定期的に作成を
将来、「自分がどうなりたいのか」「どういうことをやりたいのか」ということは、常に意識して仕事をしたほうがいいです。
派遣会社に登録したときに、まずは自分の考えを伝えておくと、それに見合った仕事を探してくれます。ただやみくもに、紹介されたからといって、イメージと遠い仕事を選ぶのはお勧めできません。最近は求人サイトも増え、仕事を見て応募してくる人も増えました。そのほうがやりたい仕事にたどりつく近道かもしれません。
私は将来の自分のビジョンをはっきりさせるために、3ヵ月に1度、「職務経歴書」を作っていました。最近は忙しく、年に何回かになってしまいましたが…。
例えばその3ヵ月の間に、自分はどれだけの仕事をして、結果どうだったか、ということをまとめます。そうすれば、ここまで自分は仕事ができるようになった、とわかりますし、次はどんなことをしていけばいいのか、と目標が明確になります。これは私の上司が実践していたことでした。
やはり目標を持って、次のキャリアを意識した行動をしていると、言霊ではありませんが、それが実現する確率も高くなると思うのです。ぜひ明日から実践してみてください。
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