リターンを狙うなら「株式投資」
●値動きが大きく、リスクはあるが…
株式は、企業が資金を出資してもらうために発行する証券です。証券市場で売買が行われ、買い手がたくさんいると株価が上昇します。購入時より高い株価のときに売れば、その差額が利益になります。これをキャピタルゲインと呼びます。
株式を売って手放したいと思う人が増えると、株価は下がります。購入時より株価が下がると損をします。これが株式投資のリスクです。株価は値動きが大きく、会社が倒産してしまった場合は投資したお金は戻ってきません。
キャピタルゲインだけが株式投資で得られる利益ではありません。利益を還元する配当金が、持株数に応じて支払われます。配当金は年1〜2回支払われることが多いです。ただし、会社によっては利益が出ていても配当金が支払われないこともあります。また、キャピタルゲインと配当金以外では、金券・割引券や商品などがもらえる株主優待もあります。
(本文イラスト:藤井 晶子)
平野敦士カール
カール経営塾 塾長
株式会社ネットストラテジー 代表取締役社長
社団法人プラットフォーム戦略協会 代表理事
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