分割払い、リボ払い、キャッシングの注意点
●どうしてもお金が必要なときはどうしたらいい?
クレジットカードは後払いなので、クレジット払いは借金をするのと同じです。さらに手数料が高い分割払い、リボ払い、キャッシングを利用しすぎると借金を積み重ねてしまうことにもなりかねません。支払いはなるべく一括払いにするといいでしょう。
クルマや住宅購入など、手持ちのお金よりも高額な買い物をするときは、なるべく金利の低いローンを選んで組むようにします。
★分割払い、リボ払い、キャッシングの違い
1. 分割払い
分割払いは買い物ごとに「支払い回数」を指定する支払い方法です。3回払い以上は手数料がかかりますから、1回払いに比べて支払総額は多くなります。

2.リボ払い
「毎月の支払額」を指定できるのがリボ払いです。リボルビング払いともいいます。
◆memo◆
リボ払いは、毎月の支払い設定額に応じた支払いが可能です。ただし、設定額が低いと金利が発生し、残高がなかなか減らないというデメリットがあります。

3.キャッシング
キャッシングとは、銀行やコンビニのATMなどでお金の借り入れができるサービスです。キャッシングにも毎月の返済額に加えて、金利が上乗せされます。お金は計画的に使いましょう。

人生設計にはローンはつきもの!「賢く」役立てよう
●高額なものを買うときにはローンを利用する
住宅や自動車など高額のものを買うときには、ローンを組んだりクレジットカードのキャッシングを利用したりすることがあります。ローンもキャッシングもお金を借りる「借金」であることには変わりありません。
欲しいものがすぐに手に入るからといって、安易に利用すると、あとで返済に困ってしまいます。住宅や自動車など高額なものを買うときにローンを組むなら、月々どうやって返済をしていくかを、事前にきちんと考えておかないといけません。
しかし、ローンを組むことが悪いというわけではありません。現金で家や自動車を買えるほど貯金するには時間がかかるので、ローンを利用する人は少なくありません。
主な個人ローンには、住宅ローン、自動車ローンなどがありますが、金利や月々の負担額を確認しておきましょう。
1.ローンとは?
住宅や自動車などを買うとき、銀行などからお金を借りて毎月決まった額を返済する契約を結ぶことを「ローンを組む」といいます。
2.住宅ローン
住宅を購入する際のローン。国の経済状況によって金利が変動する変動金利と、金利が一定の固定金利が選べます。

3.自動車ローン
車を買うときに必要な金額を借りて、一定期間内に毎月分割で返済するローン。金利は1%から10%とさまざまで、10年以内の返済期間のものが多いです。

4.教育ローン
銀行などの金融機関が個人を対象に行う、お金の使途を教育関係に限定したローン。入学金や授業料、受験費用などが対象となります。

住宅ローンや教育ローンは銀行で申し込める。金利が安いのが特徴。毎月の支払額は少なくてもローンは借金。ローンを組む場合は、返済の計画性が何よりも重要です。

(本文イラスト:藤井 晶子)
注目のセミナー情報
【資産運用】4月12日(土)開催
毎年8%以上の値上がり実績と実物資産の安心感
「アーガイル産ピンクダイヤモンド投資」の魅力
【資産運用】4月16日(水)開催
富裕層のための資産戦略・完全版!
「相続」「介護」対策まで徹底網羅
生涯キャッシュフローを最大化する方法