低金利時代の今、銀行にお金を預けても増えることはありません。そこで、投資に一層の注目が集まっています。しかし、元本割れなどのリスクもあるため、油断は禁物です。本記事では、投資初心者が最低限知っておきたい基礎知識を解説します。※本記事は、『お金の基本ゆる図鑑』(宝島社)より抜粋・再編集したものです。

ビギナーは「投資信託」から始めてみよう

●投資家から集めたお金を、専門家が投資・運用する

 

たくさんの投資家たちから集めたお金をまとめ、ひとつの大きな資金として、投資のプロが株式や債券などに投資・運用するのが投資信託です。投資額に応じて、利益が投資家に分配されます。

 

投資家のお金をまとめて運用するため、一人ひとりの投資家は少額から投資でき、手軽に始められます。

 

株式や債券など、いくつかの商品に分けて購入する分散投資がリスク軽減のための効果的な方法ですが、本来、分散投資には多くの資金が必要となります。それに対し、投資信託は多くの投資家のお金をまとめて投資するため、分散投資が可能になるのです。

 

投資信託では、投資先は専門家が選びます。経済・金融に関する専門的な知識を身につけたプロに投資を任せられるのも、大きなメリットです。個人では買えない海外の商品や特殊な金融商品への投資もできます。

 

複数の投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として扱います。複数の投資家が参加するので、各投資は1万円程度の少額からでも始められます。また、大きな金額でないとできない分散投資(投資する商品を分けてリスクを減らす方法)も可能になります。

 

(本文イラスト:藤井 晶子)

 

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