低金利時代の今、銀行にお金を預けても増えることはありません。そこで、投資に一層の注目が集まっています。しかし、元本割れなどのリスクもあるため、油断は禁物です。本記事では、投資初心者が最低限知っておきたい基礎知識を解説します。※本記事は、『お金の基本ゆる図鑑』(宝島社)より抜粋・再編集したものです。
リターンを狙うなら「株式投資」
●値動きが大きく、リスクはあるが…
株式は、企業が資金を出資してもらうために発行する証券です。証券市場で売買が行われ、買い手がたくさんいると株価が上昇します。購入時より高い株価のときに売れば、その差額が利益になります。これをキャピタルゲインと呼びます。
株式を売って手放したいと思う人が増えると、株価は下がります。購入時より株価が下がると損をします。これが株式投資のリスクです。株価は値動きが大きく、会社が倒産してしまった場合は投資したお金は戻ってきません。
キャピタルゲインだけが株式投資で得られる利益ではありません。利益を還元する配当金が、持株数に応じて支払われます。配当金は年1〜2回支払われることが多いです。ただし、会社によっては利益が出ていても配当金が支払われないこともあります。また、キャピタルゲインと配当金以外では、金券・割引券や商品などがもらえる株主優待もあります。
(本文イラスト:藤井 晶子)
平野敦士カール
カール経営塾 塾長
株式会社ネットストラテジー 代表取締役社長
社団法人プラットフォーム戦略協会 代表理事
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カール経営塾 塾長
株式会社ネットストラテジー 代表取締役社長
社団法人プラットフォーム戦略協会 代表理事
経営コンサルタント
麻布中学・高校卒業、東京大学経済学部卒業。日本興業銀行にて国際・投資銀行業務、NTTドコモiモード企画部担当部長を経て現職。上場企業を中心に数多くの会社のアドバイザーを務める一方、オンラインスクール塾長、BBT大学教授、早稲田大学ビジネススクール(MBA)非常勤講師、ハーバード・ビジネス・スクール招待講師などを歴任。
著書に、『プラットフォーム戦略』(東洋経済新報社)、『マジビジプロ ハンディ版 カール教授と学ぶビジネスモデル超入門!』(ディスカヴァートゥエンティワン)、『カール教授のビジネス集中講義』シリーズ、[経営戦略][ビジネスモデル][マーケティング][金融・ファイナンス](朝日新聞出版)、監修に、『経営学見るだけノート』 『マーケティング見るだけノート』 『ビジネスモデル見るだけノート』(以上、宝島社) など多数。韓国、台湾、中国、タイなど海外でも多数翻訳・出版されている。
Twitter:平野敦士カール著書36冊★カール経営塾★
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