発達に凸凹がある子どもの保護者にとって「どんな支援サービスを選んだらよいか」は頭を悩ませるテーマのひとつだといえます。今回は、発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった齋藤秀一氏が、自身が放課後等デイサービス「ココトモ」運営にあたり、意識しているポイントを解説していきます。

 

それは今も同じで、どれだけいいシステムや施設をかたちだけつくっても、利用者の「幸せ」につながらなければ意味がないのです。

 

著者は決して器用ではないですし、1を聞いて10を知るようなスマートさはないかもしれません。だからこそ、それを補うために「人と人」の対話をすごく大切にするようにしています。そのおかげでシステム開発側、施設運営側だけの一方的な視点に陥らずにいられるのだと思っています。 自分たちがいいと思ったものが、必ずしも利用者にとっていいものとは限らないのです。

 

同じように自分たちが分かりやすいものが、相手にとっても分かりやすいとも限らない。提供されたシステムにお客様が合せるのではなく、システムのほうがお客様に近寄っていく。利用者さんが施設に合せるのではなく、施設のほうが利用者さんに近い存在でいら
れるように努力する。すべては「人」への想いです。

 

 

株式会社ココトモファーム 代表取締役
株式会社まなぶ 取締役会長
株式会社ネットアーツ 代表取締役

齋藤 秀一

 

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

発達障害でIT社長の僕

発達障害でIT社長の僕

齋藤 秀一

幻冬舎メディアコンサルティング

発達障害は一見して「障害」とは分かりにくく、周囲の理解を得づらいため、生きづらさを抱えてしまうのです。 本書では、発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった著者が、障害を才能に変え、自分の居場所…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録