発達に凸凹がある子どもの保護者にとって「どんな支援サービスを選んだらよいか」は頭を悩ませるテーマのひとつだといえます。今回は、発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった齋藤秀一氏が、自身が放課後等デイサービス「ココトモ」運営にあたり、意識しているポイントを解説していきます。

 

それは今も同じで、どれだけいいシステムや施設をかたちだけつくっても、利用者の「幸せ」につながらなければ意味がないのです。

 

著者は決して器用ではないですし、1を聞いて10を知るようなスマートさはないかもしれません。だからこそ、それを補うために「人と人」の対話をすごく大切にするようにしています。そのおかげでシステム開発側、施設運営側だけの一方的な視点に陥らずにいられるのだと思っています。 自分たちがいいと思ったものが、必ずしも利用者にとっていいものとは限らないのです。

 

同じように自分たちが分かりやすいものが、相手にとっても分かりやすいとも限らない。提供されたシステムにお客様が合せるのではなく、システムのほうがお客様に近寄っていく。利用者さんが施設に合せるのではなく、施設のほうが利用者さんに近い存在でいら
れるように努力する。すべては「人」への想いです。

 

 

株式会社ココトモファーム 代表取締役
株式会社まなぶ 取締役会長
株式会社ネットアーツ 代表取締役

齋藤 秀一

 

 

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発達障害でIT社長の僕

発達障害でIT社長の僕

齋藤 秀一

幻冬舎メディアコンサルティング

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