税務調査を録音することはできるか?
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
税務調査官が印鑑を「カラ押し」するワケは…
印鑑については「誰の印鑑なのか」「何に使っていたものか」を確認します。さらに印鑑の印影を取りますが、最初は必ず「カラ押し」します。もし、亡くなった人の印鑑であれば、最後に使ったのは亡くなる前のはずですから、すでに朱肉が乾いて印影は取れないはずです。
仮にベタッとついたとしたら「最近、使いましたね。いつ、どのような時に使いましたか」ということになります。ですから私は、お客さまには「念のため印鑑は拭いておきましょう」とお話ししています。
また、印鑑の数が多すぎると厄介なことになります。ごくまれなことですが、以前に旅先で印鑑を買うのを楽しみにしていたという人がいて、缶の中にごっそりコレクションを持っていました。中には他人の名前のものまで入っていました。
今は口座開設には本人確認をすることになっているので、他人名義の口座を作ることはできませんが、昔は架空名義の口座を作ることが可能でした。
自分以外の名前の印鑑がたくさんあると、「もしかして架空名義の財産があるのでは?」とあらぬ疑いを掛けられることになりかねません。
誤解を与えるような余計な印鑑がある場合には整理しておいたほうが無難です。印鑑については、亡くなった人のものだけでなく、家族が使っているものもひと通り確認して、印影を取っていくこともありますが、家族全員の印鑑を準備しておく必要はありません。普段使っているものを見せればよいでしょう。
税務調査を録音することはできるか?
相続税の税務調査の実態と対処方法>>12/10開催
富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【12/10開催】
相続税の「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?
【12/10開催】
不動産「売買」と何が決定的に違うのか?
相続・事業承継対策の新常識「不動産M&A」とは
【12/11開催】
家賃収入はどうなる?節目を迎える不動産投資
“金利上昇局面”におけるアパートローンに
ついて元メガバンカー×不動産鑑定士が徹底検討
【12/12開催】
<富裕層のファミリーガバナンス>
相続対策としての財産管理と遺言書作成
【12/17開催】
中国経済×米中対立×台湾有事は何処へ
―「投資先としての中国」を改めて考える