ボロボロ中古住宅がリノベで…?
実際にどんなリノベーションをすればいいのでしょう。思い切った間取り変更などで、中古住宅というイメージを一掃できるようなサンプルを紹介します。
〈(仮称)ハイム上野〉
購入当時、築30年以上年経過しており、キッチン、浴室等も傷みがひどくなっていました。
いわゆる「経年劣化」が激しく、さらに間取りも和室2部屋でリビングが狭く、現在の生活スタイルには合わなくなっている印象を持ちました[写真1]。
その半面で、場所は最寄り駅から徒歩約5分という好立地で、人気がある場所だったため、若いカップルや新婚さんをターゲットに広々したリビング、カウンターキッチン、収納スペースをたっぷり確保した間取りに変更するリノベーションを考えました。
あとはリノベーション後、転売するか、賃貸でしばらく人に貸すか、迷っていたのですが、結果的にリノベーション完了後、売却と賃貸の両方で募集を開始し、相場より2割ほど高い賃料で賃借人が決まりました[写真2]。
駅徒歩2分の角部屋。リノベでよもや…
〈(仮称)昭和リバービュー〉
最寄り駅から徒歩2分の好立地で最上階の角部屋。新婚家庭や老夫婦をターゲットにした間取りへと変更をしました[写真3]。
まず、和室をなくし、3LDKを広いリビングを確保した2LDKへ。また洋室の壁を「R壁」にすることで使いやすくして印象的なものにしました。リノベーション完了後、現地販売会において、相場より1割ほど高い価格で即日売却できました。
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