年収が少ない派遣社員なので、お先真っ暗?
性別 女性
職業 派遣社員
年齢 30歳
勤続年数 7年
家族状況 独身
年収 380万円
貯金額 100万円
プランニングを行う前の状況
東京都内で親とともに実家で暮らしている、独身のOL(派遣社員)。年収はおよそ380万円で、貯蓄は100万円ほど。医療保険(月額2000円ほど)に加入。
プランニングを行う前のおもな悩み・受けようと思った動機
年収が少ないので、一人暮らしをしたくてもできなかったという有馬さん。この方のように、派遣社員なので将来が不安という相談は頻繁に受けます。
また、有馬さんは「結婚はもうしないかも」とのことでしたが、このように一生独身という将来を想定している方も、最近は珍しくありません。
一生独身ということは、何があっても自分一人で生計を立てるということです。「それなのに仕事は派遣社員で、このままじゃ老後が不安!」と思い悩んでしまうのなら、何らかの対策が必要です。
有馬さんもまさにこのタイプで、不安を抱えて思い悩んでいました。
実家暮らしであれば、いずれは親の介護も考える必要が出てきます。この先も一緒に暮らし続けるのなら、有馬さんが介護に携わる可能性は高いでしょう。今は元気だという有馬さんのご両親ですが、将来的には付きっきりの介護が要される状態にならないとは限りません。
実家が裕福であれば、別に気にしなくてもいいですが、有馬さんの場合そうではないということ。自分の老後に加え、ご両親の老後のことを検討する方法を知りたいという経緯からプランニングを行いました。
有馬さんへのアドバイス
派遣社員で収入が少ないというのは、確かに不安な状況です。しかし、世の中にはそれで一人暮らしをしている人も多いわけで、都内に実家がある有馬さんはまだ恵まれているといえます。
そのため、最初に取り組みたいのは、家計の見直しです。年収380万円ということは、ボーナスはないと考えても、手取りで20万円くらいはもらっているはずです。実家暮らしであれば、最低でも5万円は確実に貯蓄に回せます。
もし、本当に不安が大きいなら、頑張って月10万円くらいは貯蓄したいところです。そうすれば、5年で600万円もの預貯金ができるからです。
その一方で、有馬さんには不動産投資もおすすめしました。年収と雇用形態からいって、高い物件は買えないので、500万円前後のワンルームマンションが妥当でしょう。
加えて、有馬さんに検討をおすすめしたのは、変額終身保険(「変額保険・終身型」とも呼ばれます。)に加入することです。普段はあまり保険をすすめませんが、老後や介護の問題が不安という方には、不動産投資に加えて、この保険をご紹介しています。
変額終身保険とは、運用の成果によって保険金額が増減する商品のことです。一般的な終身保険は定額保険ですが、変額のほうが、保険料は大幅に安くなるという特徴があります。
なお、保険金額には最低保証があるので、どんなに運用成績が悪くても、ある一定ライン以下にはなりません。
ただし、途中で解約した場合の解約返戻金については、最低保証がないので、注意が必要です。急にお金が必要になって、保険を解約したくなっても、運用成績が悪化しているタイミングだと、戻ってくるお金が、払込保険料よりも大幅に少なくなってしまうリスクがあります。
それでも、長く加入していれば運用がうまくいく時期も必ずあるので、タイミングを見計らえば大きな利益が得られます。また運用益は途中で引き出して使用することも可能なのです。
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