本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

SENSEXは最高値更新も利食い売りで上昇一服

■インド株式市場は、2月1日に発表されたインドの予算案を受けて、経済再生に重点を置く政府の姿勢が好感され、大幅に上昇しました。代表的な株価指数のSENSEX指数は、3日に初めて終値ベースで節目の50,000ポイントに乗せました。その後も予想を上回る決算などから買いが続き、15日には52,000ポイント台まで上昇するなど、連日で過去最高値を更新しました。ただ、その後は利食い売りに押される展開となり、22日には50,000ポイントを割り込むなど、SENSEX指数は反落し、上昇一服となっています。

 

(注)データは2021年2月24日基準。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
インド市場の推移 (注)データは2021年2月24日基準。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

(注1)データは2020年1月1日~2021年2月24日。 (注2)外国人買い越し額は2020年1月1日からの累積。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
SENSEXと外国人買い越し額 (注1)データは2020年1月1日~2021年2月24日。
(注2)外国人買い越し額は2020年1月1日からの累積。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

インドの予算案は経済再生を優先

■インド政府が2月1日に発表した2021年度(21年4月~22年3月)予算案は、歳出総額が前年度当初予算比14%増の34.8兆ルピー(約48兆円)と、市場予想を上回りました。新型コロナウイルスの影響でインド経済が低迷するなか、道路や鉄道、農村開発などのインフラ整備を中心に景気の早期回復を図る内容です。歳出総額を拡張したことでGDPに占める財政赤字は、2020年度▲9.5%、2021年度▲6.8%と、▲4.6%だった2019年度より悪化しますが、インド政府は財政再建よりも経済再生を優先しました。

景気回復期待で堅調な展開が続く

■Bloombergがまとめた集計によれば、足元で発表されたインド企業の2020年10~12月期決算は事前のコンセンサス予想を大きく上回っています。株価にはやや高値警戒感が出ているものの、好調な企業業績に加え、インドの予算案に伴うインフラ投資拡大やコロナワクチンの普及による景気回復期待を背景に、株式市場は今後も堅調な展開が続くとみられます。

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『インド株は最高値更新、予算案を好感』を参照)。

 

(2021年2月26日)

 

関連マーケットレポート

2021年1月19日 止まらない好調さ、インド株は高値更新

2020年12月29日 2020年のアジア株式市場の振り返りと見通し

 

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