ウェブマーケティング業界は楽して儲けようという人が多いと指摘するのは後藤ブランド社長の後藤晴伸氏だ。「高い費用をかけても売り上げは伸びなかった」「報告書を読んでも、担当者に聞いても何をしているのかわからない」「契約したとたん対応が悪くなった」……。同業者にとって耳の痛いウェブマーケティングの実態を暴き、本当の魅力を伝える。

外国人材に取って代わられないウェブマーケター

エンジニアは、海外にも優秀な方が多く、特にアジア圏では優秀で、給与が安い方がたくさんいます。ベトナムを中心にオフショア開発の会社も多く存在しており、安価にクオリティの高いシステム開発ができる会社が多数あります。

 

そういう状況を踏まえると、日本国内でエンジニアを目指したとしても、安価でクオリティの高い海外のエンジニアと比べるとどうしても人件費が高いため、割高となり、どんどん海外のエンジニアに仕事を取って代わられてしまう可能性があります。学校教育でプログラミングが一般化してしまうと、スキルのある人材が増えてしまい、世の中的にプレイヤーの多い一般的な職種となってしまう可能性があります。

 

一方でウェブマーケターは、市場的には非常に人材不足でニーズが高い割にプレイヤーが少ないため、非常に狙い目の職種と言えます。そしてエンジニアとの大きな違いとして、ウェブマーケティングをアジア圏の人たちに取って代わられてしまう懸念がありません。

 

マーケティングはその国の文化や特徴、市場を把握していないと仕事にならないため、海外の人方が安易に日本国内のウェブマーケティングに関するプランニングと運用に関わることができません。エンジニアと異なり、海外の人材に取って代わられる懸念が無いため、ウェブマーケターを目指す人がもう少し増えても良いのではないかと思います。

AIが台頭しても、ウェブマーケターがなくならない理由

AIの台頭により、ウェブマーケターの仕事も将来的には無くなるのではないか?という懸念がある人もいるでしょう。ウェブマーケティングの業界でもAIが分析、運用とか、運用の自動化という話はたくさん出てきています。ただ、人間が介在せずに全てAIに任せるということにはならないと思います。AIと人間が共存した形での運用、分析を行う形が理想的ではないでしょうか。完全にAI任せにして人間が介在しないとなると、全くノウハウが蓄積されず、それで本当に上手くいくのでしょうか。

 

トヨタ自動車株式会社の豊田社長が、「AIと人の共存」について話されていたのを聞いていて、全くもってその通りだと思いました。ウェブマーケティングの業界も完全にAI任せにするのではなく、AIと人の共存により、質の高いWEBマーケティングに昇華されるのではないかと思います。AI運用という旬なキーワードに飛びついて実施してみたはいいものの、成果が上がらないというクライアントもここ最近多く目にするようになりました。

 

やはりちゃんとウェブマーケティングに精通した人間が、AIの機能を活用していかないと、完全にAI任せにしても上手くいかないとなると、やはりウェブマーケティングに精通した人間、つまりウェブマーケターの存在は必ず必要だと言えます。

 

今後もっと世の中的に「ウェブマーケター」という職種が注目され、それを目指す人、勉強する人が増えていくことを業界に身を置く一人として切に願っています。

 

後藤 晴伸
後藤ブランド 社長

 

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後藤 晴伸

幻冬舎メディアコンサルティング

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