「40代・スマホの文字がぼやける」老眼ではなく白内障かも?

日常生活において最も老化を感じやすい部位は「目」ではないでしょうか。運転やテレビ鑑賞、読書…老眼が現れ始めると、あらゆる場面で不便さを痛感します。スマートフォンやPCが普及し、目を酷使しがちな現代人にとっては「よく見えない」という症状は珍しくなく、つい放置してしまう人も少なくないでしょう。しかし、実はその「見えにくさ」には怖い病気が隠れている可能性があるのです。

【期間限定/参加特典付】
医師だけしか買えない「不動産投資物件」ご紹介WEBセミナー 

40代頃から始まる、老眼の陰で進む「気づけない病気」

人が「自分も年をとったなあ」と感じることはいろいろありますが、一番はじめに加齢を実感するのは「目の衰え」からではないでしょうか。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

40代頃から多くの人に現れはじめるのが老視、いわゆる老眼です。この年代から目のピントがあいにくい、手もとの本やスマートフォンの文字が読みづらい、目のかすみや疲れが強い、といった症状に悩む人が急増します。この記事の読者にも、老眼鏡がないと本や新聞が読めない、前から使っていた眼鏡を遠近両用に替えた、かすみ目の目薬を常用している、という人も少なくないかと思います。

 

そうした老眼の陰で、気づかない間に少しずつ進行する症状があります。それが「白内障」です。白内障になると「ものがぼやけて見える」「強い光がまぶしくてしかたない」といった自覚症状が現れます。

 

ただ、これまで老眼による見えづらさに“慣れて”しまっていると、「ものが見えづらくなってきたな、老眼が進んだのかな」と思い、気づかずに放置してしまいがちです。しかしそのままにしていると、さらに症状が進み、たとえ治療をしても視力が戻らず手遅れになるため、気をつけなくてはなりません。

白内障は、加齢とともに「ほぼ全員がかかる」疾患

白内障の原因でもっとも多いのは、なんといっても「加齢」です。白内障には生まれながらのもの(先天性白内障)と、もともとよく見えていた目に、なんらかの理由で白内障を発症するもの(後天性白内障)がありますが、後者の白内障の9割を占めるのが、加齢が原因で起こるものです。

 

早い人では40代から症状がはじまり、50代で約半数、60代で約7割、70代で約8割、80代ではすべての人に初期の白内障がみられます。進行した白内障を抱える人は60代で約3割、70代で6割、80代では8割にも上ります。

 

人によって進行の速さや症状の程度には差がありますが、年をとってくれば、白内障はほぼすべての人がかかる疾患ということになるのです。

「白内障の見えにくさ」「老眼の見えにくさ」の違い

白内障は多くの場合、ゆっくりと進行します。そのため自分では変化に気づきにくいこともあるのですが、白内障の見え方にはいくつかの特徴があります。

 

老眼の場合、手元の近い部分にピントがあわなくなりますが、白内障の場合はものがぼやけたり、かすんだりと視界全体に支障が生じます。全体にもやがかかったような感じがするのが特徴で、老眼鏡を使っても見え方が変わらないときは、白内障の疑いが強くなります。

 

また白内障の目は光を通しにくいので、暗いところや夕暮れ時などはより見えづらくなり、視力低下を強く感じます。一方、夜間の車のライトなどの強い光も目の中で乱反射してしまい、まぶしく見える人が多いのです。

 

白内障が進むと色の見え方が変わってくるのも特徴で、50円玉と5円玉とを見間違える、紺色の靴下と黒い靴下の区別がつかない、ということもよくあります。「気のせいだろう」「年だから」とやりすごしていたら、実は白内障だった…というケースがあるのです。
 

**********************

<白内障の見え方・症状>

■ものがぼやけて見える、かすむ

■ものが二重、三重に見える

■使っていた眼鏡があわなくなった

■暗い場所でものが見えにくくなった

■視力が急に低下した

■強い日差しや夜間の車のライトをまぶしく感じる

■色を見間違える、色の感じ方が人と違う

**********************

 

\\10/16(土)開催//
入居率99%を本気で実現する「堅実アパート経営」セミナー

株式会社中京メディカル 代表取締役 日本眼科学会認定専門医・認定指導医
医学博士

1978年愛知医科大学医学部医学科卒業。83年、名古屋大学大学院医学研究科博士課程外科系眼科学修了。社会保険中京病院眼科医長、主任部長を経て現在眼科顧問。眼科医療の世界では一人の医師が行う白内障治療手術の平均が年間200~300眼程度とされる中で、今でも年間3,000眼以上を執刀し生涯執刀数は80,000眼を超える。

94年、中京病院を中核とするクリニックグループを支援する株式会社中京メディカルを設立し眼科専門医の指導育成にも尽力する。ライフワークともいえる色覚研究歴は42年。83年より白内障治療における色覚の補正に着目し、世界初の着色眼内レンズを開発して商品化する。

92年、米国ASCRS(American Society of Cataract and Refractive Surgery)のフィルムフェスティバルにて“Natural View IOL(NV-IOL)and chromatopsia”(着色眼内レンズ)の題名で1st prizeを獲得。92年から日本臨床眼科学会にて色覚インストラクションコースを担当。2020年から公益社団法人日本白内障屈折矯正手術学会の理事長に就任。現在色視力の測定装置を開発し、色視力の普及にも尽力している。

公益社団法人日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)理事長/ヨーロッパ眼科学会(ESCRS)会員/アメリカ白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)会員/アメリカアカデミー眼科学会(AAO)会員/日本産業・労働・交通眼科学会理事/日本眼科学会専門医制度認定指導医/日本臨床眼科学会専門別研究会「色覚異常」世話人/中京グループ会長/医療法人いさな会中京眼科視覚研究所所長/JCHO中京病院眼科顧問

著者紹介

総合青山病院 眼科部長 

2008年愛知医科大学医学部卒業。2008年4月より社会保険中京病院にて勤務を開始する。2010年より中京病院の眼科を担当。2013年7月からは岐阜赤十字病院眼科で診療・執刀を行う。2016年、Best of JSCRS(Cataract)受賞。2019年7月より総合青山病院にて眼科部長に就任。専門領域は白内障手術、眼形成。レーザー白内障手術、日帰り白内障手術執刀医として第一線で活躍している。

アメリカ白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)、アメリカアカデミー眼科学会(AAO)、眼科手術学会、白内障学会、日本眼形成再建学会、日本涙道・涙液学会、眼感染症学会、日本眼内レンズ屈折手術学会、米国白内障屈折矯正手術学会に所属。水晶体研究会世話人。

著者紹介

連載「一生よく見える目」を手に入れる白内障手術

※本連載は、市川一夫氏・市川慶氏の共著『「一生よく見える目」を手に入れる白内障手術 改訂版』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

「一生よく見える目」を手に入れる白内障手術 改訂版

「一生よく見える目」を手に入れる白内障手術 改訂版

市川 一夫

市川 慶

幻冬舎メディアコンサルティング

自分の目に合う白内障手術とは? 約8万眼の白内障手術を行ってきた日本トップクラスの白内障専門医が徹底解説! 「レンズは何を選べばいいの?」 「手術に失敗したらどうする?」 「レーザー手術がいいっていうけれど本…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧