「アクティブファンド特集」を見る
あたかも逃げ水のように…「余命」が先送りされるワケ
80歳の男性の平均余命は9.2年、女性ならば12.0年と上述しましたが、では、80歳だった男女が5年後85歳になったときの残された期間は、男性が9.2-5年=4.2年、女性が12.0-5年=7.0年になるのでしょうか?
答えはNoです。85歳時点の男女の平均余命は、それぞれ6.5年と8.5年となり、80歳の時に想定していた人生よりも長くなっています。つまり、人が長生きすればするほど、そこから先の人生も逃げ水のようにどんどん長くなってしまうのです。
したがって80歳の時点で老後は短いと考え、何も対策を講じないのは、「長生きリスク」の観点からは危険と言えるでしょう。
シニア世代の最適な資産配分
では、具体的にどのような資産運用戦略が最適なのでしょうか?
私たちは「インフレ・リスク」と「長生きリスク」を考慮すれば、80歳であっても株式に35%くらい配分するのが適切だと考えています(残りは債券)。特にインフレとの連動性を考慮するならば、株式の代わりに一部をリートに投資したり、債券の中で物価連動国債などに投資することも有効な選択肢だと思います。
資産運用の基本はインフレに勝つことですが、シニア世代の運用ではまさにそれが求められているのです。
2025年、第二次トランプ政権始動!
「米国経済」「米国株式市場」の見通し
>>1/16(木)LIVE配信
富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<
アライアンス・バーンスタイン
後藤順一郎
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【1/7開催】<令和7年度>
税制改正大綱を徹底解説
最新情報から見る資産運用への影響と対策
【1/8開催】オルカン、S&P500…
「新NISA」の最適な投資対象とは
金融資産1億円以上の方だからできる活用法
【1/9開催】2025年の幕開け、どうなる?日本株
長いデフレ環境を生き抜いたスパークスが考える
魅力的な企業への「長期集中投資」
【1/9開催】相続人の頭を悩ませ続ける
「共有名義不動産」の出口は“売却”だけじゃない!
問題点と最新の解決策を藤宮浩氏が特別解説
【1/12開催】相続税の
「税務調査」の実態と対処方法
―税務調査を録音することはできるか?
【見逃し配信special】
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】