都道府県別にみていくと、最もスポーツの行動者率が高いのが「東京都」で75.7%。「埼玉県」「神奈川県」「千葉県」「滋賀県」と続きます。一方で最も低いのが「青森県」で56.0%。1位と47位で約20%程の差があります。2位以下は「秋田県」「岩手県」「山形県」「新潟県」。東北地方で低い傾向がみられます(図表5)。
健康を意識して行なう運動に限ってみていきます。「器具を使ったトレーニング」の行動者率で最も高いのが「神奈川県」と「沖縄県」で17.2%。「石川県」「東京都」「愛知県」と続きます。一方で最も低いのが「高知県」で10.9%。「青森県」「鹿児島県」「和歌山県」「秋田県」と続きます(図表6)。
さらに「ウォーキング・軽い体操」に絞ってみると、「東京都」がトップで行動者率は47.5%。「埼玉県」「神奈川県」「千葉県」「茨城県」と続きます。一方で最も低いのが「山形県」で33.5%。「福井県」「青森県」「岩手県」「島根県」と続きます(図表7)。
運動へのモチベーションは地域によって差がありますが、7割近い人が「運動・スポーツをした」と応えていることから、健康に対する意識は全国的に高いと言っていいでしょう。
もうすぐ2021年。2020年は挫折した人も「今年こそ、健康のためにも運動・スポーツを」と計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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