主要な資産の利回り比較(2020年11月)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

 

■11月の金融市場は、米大統領選において民主党のバイデン候補が勝利し、11月後半には政権移行手続きが開始されたことや、新型コロナワクチンの開発進展報道などが好感され、リスク選好の動きが強まりました。社債やリート市場は総じて堅調で、利回りおよび配当利回りが低下しました。また、株式は米国株式市場に牽引されて上昇し、株式の配当利回りは低下しました。

 

■主要国の国債利回りはまちまちな動きとなりました。米国では、10月に追加経済対策への期待感などを受けて大幅に上昇した国債利回りは、11月は小幅ながら低下しました。また、豪州では新型コロナに関わる経済活動制限が緩和されつつあることなどから景気回復期待が高まったことなどを受けて、国債利回りは上昇しました。欧州では、新型コロナの感染拡大による景気後退懸念は依然燻っているものの、ワクチン開発期待などから国債利回りは小幅の上昇となりました。

 

■足元のワクチン開発の動向にも左右されますが、各国の緩和的な金融政策や財政支出による緩やかな景気回復が期待される環境下、高利回り資産の他、リスク性資産への資金流入も当面続くと予想されます。

 

(注1)国債は10年国債利回り。地方債はカナダがオンタリオ州債の10年金利、豪州がニューサウスウェールズ州債の10年金利。社債は世界投資適格社債がBloomberg Barclays Global Aggregate Corporates Index、米国ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays U.S. High Yield Index、欧州ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays Pan-European High Yield Index。リートはすべてS&P先進国リート指数の主な国・地域指数。株式は世界株式がMSCI ACワールドインデックス、アジア(除く日本)株式がMSCI ACアジア(除く日本)インデックス、豪州株式がMSCI豪州インデックス。MLPはアレリアンMLP・インデックス、BDCはウェルズファーゴBDC・インデックス。 (注2)MLPは有限責任組合(Master Limited Partnership)で、米国で行われている共同投資事業形態の1つです。エネルギーや天然資源に関する事業などを行っているMLPがあります。BDCは米国の事業開発会社(Business Development Companies)です。銀行とは異なる企業形態で、中堅企業等向けに、融資や出資(株式の取得など)を行う会社です。 (出所)Bloomberg L.P.、S&P Dow Jones Indices LLC、FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
代表的な債券利回り、リート・株式等の配当利回り (注1)国債は10年国債利回り。地方債はカナダがオンタリオ州債の10年金利、豪州がニューサウスウェールズ州債の10年金利。社債は世界投資適格社債がBloomberg Barclays Global Aggregate Corporates Index、米国ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays U.S. High Yield Index、欧州ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays Pan-European High Yield Index。リートはすべてS&P先進国リート指数の主な国・地域指数。株式は世界株式がMSCI ACワールドインデックス、アジア(除く日本)株式がMSCI ACアジア(除く日本)インデックス、豪州株式がMSCI豪州インデックス。MLPはアレリアンMLP・インデックス、BDCはウェルズファーゴBDC・インデックス。
(注2)MLPは有限責任組合(Master Limited Partnership)で、米国で行われている共同投資事業形態の1つです。エネルギーや天然資源に関する事業などを行っているMLPがあります。BDCは米国の事業開発会社(Business Development Companies)です。銀行とは異なる企業形態で、中堅企業等向けに、融資や出資(株式の取得など)を行う会社です。
(出所)Bloomberg L.P.、S&P Dow Jones Indices LLC、FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『主要な資産の利回り比較(2020年11月)』を参照)。

 

(2020年12月10日)

 

関連マーケットレポート

2020年12月4日 投資環境の見通し

2020年11月11日 相対的に利回りの高い資産へ資金が流入

 

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連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

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