子どもに本を読み聞かせする際、どんな本を読むか悩んでしまう保護者の方は少なくありません。しかし、書籍『デキる社会人になる子育て術 元ソニー開発マネージャが教える社会へ踏み出す力の伸ばし方』(幻冬舎MC)の著者で、東京富士大学経営学部教授の鬼木一直氏によると、「何を読むか」より、もっと重要なことがあるのだといいます。

なぜ、今「児童発達支援事業」が求められているのか…
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「イエス、ノー」で答えられない質問が有効なワケ

子どもとの会話が大切だと考え、

 

「さっちゃんと楽しく遊んだ?」

「ケンカはしなかった?」

 

などと質問することがあると思います。もちろん、会話をすること自体とても素晴らしいことですが、せっかくならば、「イエス、ノー」では答えられない質問を増やすといいでしょう。

 

「楽しく遊んだ?」と聞かれれば、「うん。」となりますが、子どもながらにいろいろなことがあったはずです。大人のように順序立てて話をすることは難しいことですが、「今日は遊びに行ってどんなことがあった?」と聞けば、いろいろと話してくれると思います。

 

日本では、小学校に入ってから“勉強”を始めると思っている親が多いようですが、あえて計算やひらがなを教えない保育園や幼稚園があるのは、暗記の癖をつけないためです。決して計算やひらがなを教えてはいけないと言っているわけではなく、日常の生活、会話、読み聞かせなどの中で、自然に計算やひらがなを覚えていくことはむしろ素晴らしいことです。

 

普段の生活、会話、読み聞かせが重要(画像はイメージです/PIXTA)
普段の生活、会話、読み聞かせが重要(画像はイメージです/PIXTA)

 

子どもは、大人よりも多くのことに関心を持ち、たくさんの感動の中で生活をしています。「イエス、ノー」以外の質問に対して、うまく説明できない時はじれったいとは思いますが、考えている大事な時間なのでじっくり聞いてあげましょう。

 

【ここがポイント】

子どもは感受性が豊かで大人よりも多くのことを感じながら生活をしています。その思考の素を、会話によってできるだけ引き出してあげましょう。発信力、働きかけ力、創造力などがどんどん高まっていきます。

 

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    幻冬舎メディアコンサルティング

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