電子データ(ブロックチェーン)で発行されるデジタル通貨の先駆けといえば、日本人のサトシ・ナカモト氏が考案したとされる暗号通貨・ビットコイン。いまではさまざまな暗号通貨が株式や通貨のように取引されるようになっています。

これに遅れまいと、いよいよ各国の中央銀行が自国デジタル通貨であるCBDC(Central Bank Digital Currency)の発行を検討・研究を進めています。

現在の暗号通貨は投資対象でもあり、決済通貨としても一定の流通性があります。暗号通貨には得体のしれないイメージがつきまとう一方、近い将来は日銀からCBDCが発行され、一個人が直接日銀のCDBCや口座を保有するといった可能性も考えられるのです。

長期投資家なら知っておきたい「マネーのデジタル化」の見通しについて、資産運用業界で30年以上の経験を持つ、一般社団法人日本つみたて投資協会代表理事の太田創氏が解説します。

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