借金まみれが続くと…?「日本の財政破綻」3つの恐怖シナリオ

「日本は危機的状況だ」「日本は財政破綻する」…ニュースメディアで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? しかし評論家の中野剛志氏は、書籍『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』(KKベストセラーズ)にて、このような社会通念を「あり得ない」と真っ向から否定しています。

「日本の財政は危機的状況だ」が愚かすぎるワケ

「日本の財政は危機的状況だ」という社会通念が広く長く定着してしまうと、今さら「財政危機の状況にはない」と言われても、狐につままれたような気がして、納得できない読者もおられるかもしれません。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

そこで、理解を深めるために、あえて、思考実験をやってみましょう。どうしたら日本の財政を破綻させることができるかを考えてみるのです。

 

その前に、あらためて「財政破綻」とは何かを明らかにしておきましょう。というのも、論者によって「財政破綻」の意味が微妙に違うからです。

 

一般にいわれる「財政破綻」とは、次の三つのいずれかのことを指しているようです。

 

① 政府が債務不履行に陥ること
② ハイパーインフレになること
③ 金利が急騰すること

 

さて、このそれぞれを実現するシナリオを考えてみましょう。

評論家 

1971年、神奈川県生まれ。評論家。元京都大学大学院工学研究科准教授。専門は政治思想。

1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年に同大学院にて優等修士号、2005年に博士号を取得。論文“Theorising Economic Nationalism”(Nations and Nationalism)でNations and Nationalism Prizeを受賞。

主な著書に『日本思想史新論』(ちくま新書、山本七平賞奨励賞受賞)、『TPP亡国論』(集英社新書)、『日本の没落』(幻冬舎新書)、『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』『全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】』(KKベストセラーズ)。

著者紹介

連載目からウロコが落ちる奇跡の経済教室~基礎知識編

目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】

目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】

中野 剛志

KKベストセラーズ

読まれると経済学者・官僚が困る本ナンバー1 経済常識が180度変わる衝撃! 第1部 経済の基礎知識をマスターしよう 1.日本経済が成長しなくなった理由 2.デフレの中心で、インフレ対策を叫ぶ 3.経済政策をビジネ…

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