恐しい認知症…「ひとり暮らし高齢者」に残された3つの選択肢

年をとれば誰でも身体の自由がきかなくなり、生活するにも人の助けが必要になります。望んでひとり暮らしをする高齢者が増加する現代では、だれしも介護が必要になる前に、受けられる支援サービスなどを調べておくべきだといえます。今回は、シニア生活文化研究所・代表理事の小谷みどり氏の著書『ひとり終活』より一部を抜粋し、介護付き施設や支援サービスの選択肢について見ていきましょう。

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要介護になっても在宅で暮らし続けるには?

認知症が進行すると、日常生活や社会生活を自力で営みにくくなるだけでなく、暴言や
暴力を振るったり、徘徊して行方不明になったり、妄想で大騒ぎしたりすることがありま
す。自分がそうなったらどうしようと心配されている方も多いでしょう。

 

もし認知症になってしまったら…(画像はイメージです/PIXTA)
もし認知症になってしまったら…(画像はイメージです/PIXTA)

 

認知症患者は高齢者全体で見れば15%程度ですが、高齢になればなるほど、認知症にかかる可能性は高くなります。厚生労働省の資料によれば、60代後半で認知症を患っている人は2.2%ですが、85歳以上では55.5%に達するそうです。85歳以上になると、2人に1人は認知症を発症していることになります。今後、長寿者の増加に伴って、2025年には認知症患者は730万人まで増加すると見込まれています。

 

しかし、認知症が死に直結することはありません。症状が軽いうちに適切な治療を受ければ、進行を遅らせたり、症状を改善したりできるのです。そのためには、まわりの人が早く気づくことが重要です。昨今では「もの忘れ外来」を設置する病院も増えているので、心配があれば早めに受診しておくと安心につながります。

 

厚生労働省は2013(平成25)年度からの「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラ
ン)」のなかで、認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられる環境整備を始めてきました。一例を挙げると、看護師や保健師などが家庭訪問をする「認知症初期集中支援チーム」の設置、認知症について正しく理解し、患者や家族を支援する「認知症サポーター」の拡充などです。

選択肢①:「グループホーム」での介護付き共同生活

認知症の初期ではひとり暮らしは可能ですが、道に迷う、訪問者や電話の対応に支障をきたすなどの症状が出るようになったら、どうすればよいでしょうか。それでも在宅で暮らし続けるためには、家事援助などの居宅サービスを利用する必要があります。あるいは、「グループホーム」に移り住むという選択肢も一案です。

 

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一般社団法人シニア生活文化研究所 代表理事

大阪府生まれ。1993年奈良女子大学大学院修了後、2019年まで第一生命経済研究所で研究に従事。専門は死生学、生活設計論。博士(人間科学)。
現在、一般社団法人シニア生活文化研究所代表理事のかたわら、カンボジアで若者の職業訓練を兼ねたベーカリーを主宰している。武蔵野大学客員教授のほか、大学でも講義をおこなう。

最近の主な著書に、『ひとり終活』(小学館新書)、『「ひとり死」時代のお葬式とお墓』(岩波新書)、『没イチ』(新潮社)など。

著者紹介

連載「ひとり終活」不安が消える万全の備え

ひとり終活

ひとり終活

小谷 みどり

小学館

元気なうちは気兼ねの要らない自由な暮らしがいいと思っていても、ひとり暮らしの人は、将来に不安を感じることも多い。 介護が必要になったら誰が面倒を見てくれるのだろう? 万が一のとき誰にも気づいてもらえなかったら…

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