50年後の計画は、大抵想像通りにはならない
「老後とかどうするんですか?」
「今後の目標は何ですか?」
「この先、どう生きていくつもりですか?」
これは僕がもう何万回も聞いてきた、つまらない人がする典型的な質問です。僕は「明日何をするか」も決めていません。なので「50年後何をするか」なんて考えるわけがありません。「いま何をするか」の最適解を常に追っていくつもりです。
晴れてたらカフェで読書するし、雨が降ったら家でゲームでもする。日本に飽きたら海外へ行くし、メシが食いたければ奢られて他人の話を聞く。そもそも「老後は〜する!」と決めていたところで、その通りになる人なんてこの世にどのくらいいるんですかね?
仮に「5年後も、10年後も、50年後も思っていた通りの人生になった!やったー!」なんて人がいるとしたら、「それって楽しいっすか?」と聞きたい。人生は予想できないから楽しい、なんて手垢まみれの言葉を吐くつもりもないですが、どうせ想像通りにならないんだから考えるだけムダじゃね? と思います。
人生計画を立てて安心したい人は、どうぞご自由に。でもいくらお金があっても、性格が良くても、安定した仕事をしていても、大抵のことは計画通りにいかないし、あんまり未来の自分に期待しすぎないほうがいいですよ。
未来の自分は「幸福なはずだ」と未来の自分に人生を押しつけて、いまが死ぬほどつまらない生き方になっている人をよく見かけるので。
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