株式投資にリスクは付きものです。そのリスクをいかに軽減させるかが、株式投資で勝つための肝となります。今回は、リスクを軽減させる手法として推奨されることの多い「分散投資」についての解説していきます。※本連載では、AI技術を用いた株価予測ソフトを開発する、株式会社ソーシャルインベストメントでトレーダーとして活躍する川合一啓氏が、個人投資家が株式市場で勝ち続けていくための極意について説明していきます。

業種別に個別銘柄株を買うことでリスクを分散できる

ですから分散投資で注意すべき点は、業種別に銘柄を分散することで、同業種・関連銘柄の株価一斉下落リスクを減らすことなのです。

 

同業種・関連銘柄内での分散投資をしても、下がるときにはそれらの銘柄が一斉に下がってしまうので、その点を理解しておく必要があります。

 

一方、多くの業種別に分散して個別株を買っておけば、「この業種は上がってきたから売って利益を出そう」「この業種は下がりそうだから早く売ってしまおう」「この業種は売りそびれて下がってしまった。しかしまた上がる時期が来そうだから、それまで持ち続けて売ろう」などと、業種ごとに、短期長期の売買を組み合わせながら、どんな時期でも利益を得る可能性を高めることができるのです。

 

「卵を盛るかご」は、業種のことなのかもしれません。いろいろなかごを持つことで、きちんとリスクを分散することができるのです。

 

■まとめ:分散投資では業種別に個別銘柄株を買った方が良い

株式投資ではよく、分散投資がすすめられます。

 

ただしその場合、やみくもに分散投資をするのではなく、業種別に個別銘柄株を買っておくことが必要となります。

 

同業種は一斉に株価が上下しやすい傾向がありますので、業種別に銘柄を分散させることによって初めて、リスクも分散させることができるのです。

 

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