なるべく早い段階で権利関係の単純化を
また、その不動産が賃貸マンションなどの収益不動産で、日々、維持管理する必要があるなどといった場合は、その維持管理を巡っても争いが生じてしまう可能性があります。
したがって、遺産分割にあたっては、一つの不動産を共有とすることは原則として避けるべきですし、すでに共有となっている不動産については、なるべく早い段階で権利関係を単純にする必要があります。
※本記事は、2017年9月22日刊行の書籍『円満相続をかなえる本』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、予めご了承ください。
森田努/石川 宗徳/島根 猛/佐藤 良久/近藤 俊之/幾島 光子