本記事は株式会社財産ブレーントラストの常務取締役 ・成島祐一氏の書籍『相続財産は"不平等"に分けなさい』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋したものです。最新の法令・税制改正等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

縁のない孫が相続するのは「当然の権利」なのか?

そして誠さんは弁護士を通じ、きっちり法定相続分を相続することになりました。

 

この話を聞いて、皆さんはどう考えますか?

 

「誠さんは相続人なので法定相続分を相続するのは当然だ」と思う人もいると思います。「加藤さんとも長い間、会っていないし、加藤さんの最後を看取ったわけでもない。権利を主張できるだけの義務を果たしていないので、法定相続分はもらい過ぎだと思う」という人もいるでしょう。

 

どちらが正解かは分かりませんが、私の個人的な意見は後者です。この場合の平等(法定相続分)は公平ではないとの考えです。正しい家系図(相続人の確定)がつくられていなかったことが原因ですが、もし先に分かっていれば、対応の方法があったと後悔しています。

相続財産は"不平等"に分けなさい

相続財産は"不平等"に分けなさい

成島 祐一

幻冬舎メディアコンサルティング

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