親も気づかない!? 大半の子どもが「肩こり・腰痛持ち」なワケ

「自分の子どもは元気」、そう思っている保護者は少なくありません。しかし、熊本市民から愛される整形外科の院長、片岡泰文氏は書籍『治療の痛みは喜びの涙 ある整形外科医の言いたい放題』(幻冬舎MC)にて、「元気な子ども」は、全体のほんの1〜2割であると語っています。

「一に姿勢、二に運動、三、四がなくて、五に治療」

なんだかんだいっても、長生きをしている人は、あまりいいものを食べていない。すごいサプリメントを飲んだから長生きできた、なんて話も聞いたことがない。健康は食事だけの問題じゃない。

 

私は、「一に姿勢、二に運動、三、四がなくて、五に治療」と教えている。三は食事、四はサプリメント系を摂ることを暗に伝えているのだが、食べ物があふれまくっている現代にはいらないことだ。だから三、四を飛ばして治療。

 

私は「治療したから治してやったぞ」とは、必ずしも思わない。「治療に至らずに治さないといけない」というのが私の考えだが、生活もある。経済原理は、やっぱり大事なのである。

自分の「歪み」や「ねじれ」を実感することが重要

姿見(鏡)の前に立って、自分の姿勢を知ろう。顔は見なくてもいい、姿見の前で足を揃えて立ってみる。そうすると、自分の体が、いかに歪んで曲がっているのかが分かる。自分では真っすぐきれいな姿勢を取っているつもりでも、正面から見ると、足はよそを向いていたりする。

 

歪みやねじれを実感することで、「姿勢を良くするにはどうしたらいいか」「使っていなかった筋肉を使う習慣を、どう身につけるか」などを一緒に考える。治療ではまず、患者に、いい姿勢を確認させて、一番いい姿勢のときにコルセットを装着する。コルセッは、着けた瞬間を維持する道具。歪んだ状態で着けてしまうと、歪んだままの状態であって、気持ちはいいかもしれないが、治療効果はゼロだ。

 

テレビやネット通販などの「曲げ伸ばし楽々」などという宣伝文句を信じるあまり、つい買ってしまう腰や膝のサポーターなどがあるが、あれは根本的に全部よくない。仕事で使う人には問題ないが、年寄りなんかが使うと逆効果だ。悪い姿勢のまま動きやすくさせてしまうのだ。

 

膝のサポーターなんかで膝が曲がりやすいということは、反面、膝が伸びなくなり、膝を曲げて歩くようになってしまい、どんどん歪んでしまう。腰のコルセットにも同じようなことがいえる。背中が曲がってしまうのだ。それらしいフレーズをたくさん耳にすることが多いが、注意が必要だ。

 

コルセットやサポーターの装着で、身体が歪んでしまうことも…
コルセットやサポーターの装着によって、身体が歪んでしまうことも…

 

片岡整形外科 院長

昭和57年3月 福岡大学医学部卒業、熊本大学麻酔科入局
昭和58年 熊本市民病院麻酔科勤務
昭和59年 熊本大学整形外科入局
昭和60年 熊本労災病院整形外科勤務
昭和61年 水俣市立湯之児病院整形外科勤務
昭和62年 国立熊本病院整形外科勤務
昭和63年~平成4年 熊本大学病院整形外科文部教官(助手)
平成5年 熊本赤十字病院整形外科勤務
平成5年12月20日 片岡整形外科開業

著者紹介

連載現役整形外科医が、間違いだらけの健康常識に喝!「治療の痛みは喜びの涙」

治療の痛みは喜びの涙 ある整形外科医の言いたい放題

治療の痛みは喜びの涙 ある整形外科医の言いたい放題

片岡 泰文

幻冬舎メディアコンサルティング

痛みばともなわんと、治療じゃなか! ・肩こりが発症したときの鉄則は、決して「揉まない」「叩かない」。 ・骨粗しょう症には「カルシウムは取り過ぎるな」。 ・流行りの幅広靴は外反母趾の原因に。 熊本市民から愛さ…

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