採用活動は、「いい人材」と出会えないことには始まりません。自社に魅力を感じてもらうために必要な観点や、メディア活用におけるコミュニケーションの手法を学んで、欲しい人材を惹きつける企業を目指しましょう。実例の画像を用いながら、採用の原則原理について解説します。今回のテーマは「SNSアカウント」の活用法。
また、ヤフーにおいても大分センターの採用で地域限定のテレビCM(https://youtu.be/y7H1VStHdUU)を放映し、ターゲットエリアにおける認知拡大に努めていることがうかがえます。
ほかにも、2012年にはファーストリテイリングが、2017年にはメルカリが日本経済新聞で15段の求人広告を掲載するなど、挑戦的な試みをしています。
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メルカリの真っ赤な広告はアイキャッチが強いだけでなく、コピーにおいても同社の魅力を短いながらも丹念に伝えており、同社の求人の存在感を示すことに成功しています。
青田 努
LINE株式会社 People Partner室 People Experience Designer
※本連載では、書籍『採用に強い会社は何をしているか 52の事例から読み解く採用の原理原則』より一部を抜粋し、採用活動における事例と原則原理を紹介・解説します。
LINE株式会社 People Partner室
People Experience Designer
リクルートおよびリクルートメディアコミュニケーションズに通算10年在籍し、「リクナビ」の学生向けプロモーション、求人広告の制作ディレクター、自社採用担当を務める。その後、アマゾンジャパン、プライスウォーターハウスクーパースなどで人事マネージャー(おもに中途採用領域)を経て、2015年より日本最大のHRネットワーク『日本の人事部』にて、人事・人材業界向け講座の企画・運営、HR Techメディアなどのサービス立ち上げに携わる。2017年にLINE株式会社入社、Employee Success室 副室長などを経て2019年10月より現職。 1999年、筑波大学 第一学群 人文学類 卒業。2014年、早稲田大学大学院商学研究科(MBA)修了。組織学会、人材育成学会、日本マーケティング学会会員。
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連載「欲しい人材」を惹きつける…採用に強い会社は何をしているか