転勤の可能性…マイホームは買わない方がいい?
Case:いずれ家族が増えるかも。家を買うにはまだ早い?
少しでも売却を検討しているのであれば「再販性の高さ」を視野に入れた物件選びをおすすめします。
まず一つ目は「住居専用地域」の物件に狙いを定めることです。住宅地は「第一種低層住居専用地域」「第二種低層住居専用地域」「第一種中高層住居専用地域」「第二種中高層住居専用地域」の4つに分かれています。そのうち「低層住宅専用地域」は一定条件を定めた小規模な公共施設や小中学校、診療所などが周りにあり、比較的静かな環境であることが多く、子育て世帯に人気のエリアです。
二つ目は「マンションの一階」の部屋にすること。さらに庭付きだとなお良いでしょう。相談内容のように、住宅の購入を検討する方はファミリー世帯がほとんどです。だとすると、住環境が良く、生活音で迷惑をかける心配がほぼないマンションの一階は、実に選ばれやすいのです。
Kさんも将来的に売却することを視野に入れて現在の物件を選択されました。もちろん資産価値を考慮しつつも、自分にとって住みやすい家であることが一番大切です。ぜひ優先順位を整理して、検討してみてください。
リノベーション費用詳細
解体処分工事:50万円
造作意匠工事:190万円
建具家具工事:95万円
設備刷新工事:300万円
電気防災工事:80万円
内装仕上工事:85万円
インテリア工事:55万円
合計:855万円
※設計・諸経費は含んでいません
※参考価格であり契約金額ではありません
※税抜価格です
山本 武司
株式会社シンプルハウス 代表取締役