中学生になるのに自室がない…リビングで寝ている
Case1:今の家が狭い。リノベをするより新たに物件を買ったほうがお得?
お子さんがいるご家庭にとって、部屋数は重要なポイントです。特に思春期を迎えた男女の兄妹ともなると「それぞれに部屋を与えたい」と考えるご両親は多いと思います。
65平米の部屋に5人家族で住んでいたHさんも、同じ悩みを抱えていました。お兄ちゃんが2人いる末っ子の女の子は、中学生になるのに自室がなく、リビングで寝ているというのです。幸い、兄妹の仲が良く本人はまったく気にしていない様子でしたが、ご両親は「さすがにまずい」と考えてリノベを決意。「子ども部屋は3つ確保したい」というリクエストのもと、3LDKを4LDKに変更する図面をひきました。
時々「リノベをしても平米数はいじれないから部屋数は増やせないのでは」と思っている方がいらっしゃいますが、リノベに「正解」はありません。もちろん、それぞれの部屋の広さは決して広いとは言えませんが、生活するうえで必要なスペースさえあれば問題なし。
実際にHさんの子どもたちは自分の部屋を見て「秘密基地みたい!」とうれしそうにしていました。まずは「部屋数は増やせない」「広くないとダメ」といった固定観念を取り払い、自由に希望を描いてみましょう。
解体処分工事:80万円
造作意匠工事:175万円
建具家具工事:95万円
設備刷新工事:250万円
電気防災工事:75万円
内装仕上工事:70万円
インテリア工事:30万円
合計:775 万円
※設計・諸経費は含んでいません/参考価格であり契約金額ではありません/税抜価格です
山本 武司
株式会社シンプルハウス 代表取締役