前回に引き続き、フィリピン投資の魅力を具体的に紹介していきましょう。今回は、フィリピンの「物価」について見ていきます。
日用品は「日本の3分の1程度」の価格で購入できる
フィリピンの物価水準は、徐々に高くなっているとは言われますが、日本の物価と比べてまだまだ低い水準にあります。
参考までに地元の物価を解説してみましょう。一般大衆の消費者向けの飲食物、消耗品など、スーパーで販売しているものは日本の3分の1程度の価格で購入できます。特に肉類は大変にリーズナブルです。ただし富裕層が好む輸入品は高価です。
なお現在(2016年1月)1ペソは日本円で約2.5円です。次に物価リストを挙げますので、参考にしてください。
■フィリピンの物価参考(1ペソ=2.5円)
●マグドナルドモーニングセット 50ペソ
●卵(12個入り) 65ペソ
●ビール(350㎖) 30ペソ
●ミネラルウォーター(500㎖) 23ペソ
●タバコ 40~50ペソ
●映画 160ペソ
●散髪 80ペソ
●マッサージ 200ペソ
●タクシー 初乗り40ペソ
●ドライバー 月1万3000ペソ~
●メイド(住み込み) 月7000ペソ~
●メイド(通い) 4時間350ペソ~
●携帯電話 月600ペソ~
3泊4日で「2万円程度」予算があれば十分に楽しめる!?
食事について言えば、たとえばショッピングモール内のレストランでは、食事とお酒1杯(ビールやワインなど)で500ペソ程度ですが、外国人がよく利用するような高級レストランでは、日本で食事するのとあまり変わらないこともあります。その他、女性向けのエステやネイルといった美容トリートメントも大変に安価です。
旅行でフィリピンに訪れるのであれば、3泊4日程度で2万円の予算もあれば、食事をしたり、おみやげを買っても十分に楽しめると思います。
GSR株式会社 会長
zukky PTE CEO
Gate of Assets Fundation director
一般社団法人フィリピンアセットコンサルティング 主席コンサルタント
1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社が開発するフィリピン最大規模のITプラットフォーム事業へ投資。ハンズオンでビジネスの拡大の活動を続け数十の新規事業の立ち上げに貢献。2006年より子供たちの支援なども積極的に行いその功績により2022年にフランスの社会文化奨励勲章を受勲。
2014年にHallohallo Home incの事業構築サポートを行う中で、不動産売買仲介、管理、リーシング、内装、建築、ストリートチルドレン復学プログラム、人材派遣等、日本とフィリピンの双方にメリットのある事業が重要だと痛感する。フィリピン人や現地の弁護士、税理士、色々な人材に騙された事で自身で学びフィリピンでの成功パターンを習得したのだが、唯一不明だった現地の経済を動かす巨大財閥との付き合いにより、ほとんどの日本人の資産保全の思考が間違っていることに気が付く。2019年以降はシンガポールとフィリピン、アメリカ、イスラエル、フランスを中心に富裕層を対象にしたビジネスを構築。
著者プロフィール詳細
連載記事一覧
連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由
ハロハロホーム マニラ本社
Director
ハロハロホームは、フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティ市に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。
著者プロフィール詳細
連載記事一覧
連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由