「働き方改革」により、副業の役割に改めて注目が集まっている。年功序列や終身雇用が保証されない昨今、多くのサラリーマンが副業を検討中だ。そのなか、アパート経営こそが「堅実な副業」になり得ると言うのが、株式会社アイケンジャパンの代表取締役・中島厚己氏である。自身もオーナーとして20年超のアパート経営歴をもつ同氏が、経営者・オーナー・賃貸ショップ・管理会社それぞれの目線から見た「堅実なアパート経営」について解説する。本記事では、新築アパート経営が「副業に最適」といえる理由を解説する。

「複数棟の所有」でリスクを軽減

新築アパート経営にはたくさんのメリットがあります。だからこそ、私もアパートを4棟経営していますし、お客様にも自信を持って販売することができます。数多くあるアパート経営のメリットを整理しましょう。ここで述べることは、販売する立場と、実際に物件を所有するオーナーの立場の両方を経験している私だからこそお伝えできる内容です。

 

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①収入を得ながら不動産を手に入れることができる

 

不動産を購入する場合、多くの方が現金ではなく、ローンを組んで購入されると思います。それがマイホームであれば、通常、毎月何万もの借入返済に追われ、不動産の所有が家計を圧迫します。

 

しかし、投資用のアパートを購入した場合、借入の返済は家賃として得た収入の中から行うため、持ち出し(自分の財布、家計からの支出)がありません(※計画通りに賃貸経営ができていることが前提です)。借入の返済をして余った家賃は、そのままその月の収入となります。

 

つまり、マイホームの購入と違い、投資用アパートの購入では、毎月収入を得ながら同時にローン返済も進み、不動産が自分のものになります。土地の所有を目的にアパート経営をされる方もいらっしゃるくらいです。

 

アパート経営を上手に行えば、普通は一生をかけて一つ手にする不動産を、幾つも手にすることができます。また、購入時に投資した自己資金も、家賃収入で比較的短期間(6~10年)のうちに回収することができます。

 

②複数棟所有することで生活に十分な収入を得ることができる

 

自分の懐が痛まないどころか、プラスの収入を得ることができるアパートを複数棟所有することで、生活するのに十分な収入を得ることができます。何棟でそれが達成できるかは、その方の求める生活レベルによりますが、食べるに困らず、余暇もほどほどに楽しむことができるくらいの金額であれば、一棟当たり8世帯として、3~5棟の所有で得ることができるでしょう。しかもこれは、借入返済がまだある段階での話です。返済が完全に終わったアパートであれば、二棟所有していれば、夫婦二人で生活していくには十分な収入になります。

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    本連載は、2016年11月30日刊行の書籍『新築アパート経営こそ副業の中の本業 成功の秘訣55』から抜粋し、最新の情報に再編集したものです。

    新築アパート経営こそ 副業の中の本業 成功の秘訣55

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    中島 厚己

    幻冬舎メディアコンサルティング

    本書は、アパート経営で、「毎月安定した収入を得ながら資産形成ができる」というノウハウが満載。なぜ、そんなことが可能なのか? 入居率99%のアパート経営を提案し続けて10年の実績を持つ著者が、入居者が入り続けるエリアを…

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