始まりは19世紀から? 日本人が「ハワイ不動産」を好む背景

豊富な知識と実績を生かし、資産形成のためのあらゆる選択肢をクライアントに提供する、不動産活用のエキスパート・冨吉範明氏とタカ河野氏の著書『改訂版 ハワイ不動産攻略完全バイブル』より一部を抜粋し、日本人が「ハワイ不動産」を好む背景について解説します。

日本語だけでまったく不自由しないハワイ!

日本人にとってハワイは、海外で最も日本語が通じるリゾート地です。現地には日系人や日本人がたくさんいて、日常の買い物から医療、教育、そして不動産の売買や賃貸まで日本語だけでまったく不自由しません。

 

例えば、ワイキキにある大手銀行には日本人または日本語が堪能な担当者が複数いて、あらゆる手続きが日本語でできます。ハワイ最大のファースト・ハワイアン・バンクのワイキキ支店には、日本語で対応可能なスタッフが1階のテラー部門に3人、2階のファイナンス部門に4人います。

 

バンク・オブ・ハワイのワイキキ支店には、2階に日本人部門があり、3人の担当者が日本人の投資家やビジネスマンを相手に各種サービスを提供しています。セントラルパシフィックバンクのワイキキ支店も、日本人スタッフが4人いて、ハワイに不動産を所有している投資家向けに税金の支払い代行など各種サービスを提供しています。

 

銀行以外でも、日本語が通じる不動産会社、法律事務所、会計事務所などがたくさんあります。その他、食事、買い物は日本語で済ませることができます。投資するにしろ、自分で住むにしろ、ハワイほど日本人にとって便利なところはないでしょう。ひと言でいえば、ハワイは単なる観光地ではなく、日本人にとって海外へのゲートウェイでありポータルサイトのようなものなのです。

ハワイ島に買った物件は、投資としては失敗だったが…

そんなハワイで不動産を買う意味はどこにあるのでしょうか。ひとつには、「ハワイとの縁ができること」でしょう。私(河野)は約40年前、ハワイ島に約2000㎡の土地を750万円で購入しました。しかし、これは北海道の原野の中にある宅地を買ったようなもので、ほとんど使い道がなく、投資としては失敗に終わりました。

 

しかし、ハワイで不動産を買い所有したことで、ハワイがものすごく身近な存在になり、「今度はワイキキにコンドミニアムを買って住もう」という目標ができました。実際、4年後には4500万円でワイキキにコンドミニアムを購入し、当時まだ小さかった2人の子どもを連れて一家で移住。日本人旅行者のマーケティングのビジネスを始めたのです。そういう思い切った決断ができるきっかけが、ハワイで不動産を購入することでした。そのメリットは、単なる金銭的なリターン以上のものがあるのです。

 

ハワイに不動産を購入することは、みなさんにとっても大きな刺激になり、より充実した人生を送ったり、精神的なゆとりを手に入れたり、あるいは新しい世界を拓いたりするきっかけになるはずです。

日本人とハワイ不動産の関わりは150年前にさかのぼる

ハワイは太平洋のど真ん中にある島々からなり、昔からポリネシア人が住んでおり、1795年にカメハメハ大王がハワイ王朝を樹立しました。

 

日本からは150年近くも前、1868年に第一陣の移民が渡っています。続いて1885年から94年には日本とハワイ王国の間の契約によって、3万人近い日本人が入植したといわれます(なお、ハワイ王国はその後、アメリカ人入植者らによって倒され、1898年にアメリカに併合。1959年に50番目の州となりました)。今でもアメリカの50州の中で最も日系人が多いのは、こうした歴史的背景があるからです。

 

ただ、日本でハワイが広く知られるようになったのは、1970年代にジャンボジェットが就航し、海外旅行の目的地として人気が出てからのことです。当時はもちろん、ハワイの不動産を購入するのは、国際興業グループ創業者の小佐野賢治など一部の資産家に限られていました。

 

一般の日本人がコンドミニアムを買ったりするようになったのは80年代以降です。私(河野)もその一人で、ハワイの魅力にとりつかれました。そして80年代後半、バブル景気の頃になると日本企業によるハワイのホテルやゴルフ場の買収、そして建設計画が膨れ上がり、顰蹙を買うほどまでになりました。演歌歌手の千昌夫がマウイ島のホテルを所有し、不動産王などと呼ばれていたのもこの時期です。バブル崩壊後は一転、日本の企業や個人投資家は投資目的で所有していたハワイの不動産を手放し、ハワイにおける日本人の存在感は低下しました。

 

2000年以降になると、新しいトレンドが出てきました。かつてハワイに家族旅行で来た人たちの息子・娘世代、30代後半から40代のいわゆる団塊ジュニアが、ハワイの不動産を買うようになったのです。こういう人たちは小さい頃から何度もハワイに来ているので、現地についてとてもよく知っています。フットワークが軽く、ハワイとの親和性が高いのです。

 

最近の傾向としては、憧れのハワイにリゾートの拠点を持ってまとまった休日を楽しんだり、テレビや雑誌でよく紹介される海沿いのエリアにコンドミニアムを所有しているというステータスを味わったり、さらには家族で引っ越して子どもをバイリンガルに育て、米国本土へ留学させるといったケースも珍しくありません。日本人の間でもようやく、ハワイの不動産がごく普通の身近な存在になってきたように思います。

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株式会社ファミリーコーポレーション
 ファミリーハワイリアルティ 代表取締役

世界最大級の不動産フランチャイズグループ、センチュリー21グループで全国一位、世界七位の営業成績をあげて独立。
全国各地の物件仲介をはじめ、地主の土地活用、パーキング事業のコンサルティング、開発・分譲など、不動産に関するあらゆる事業を手がける。
豊富な知識と実績を生かし、資産形成のためのあらゆる選択肢をクライアントに提供する、不動産活用のエキスパート。

著者紹介

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