景気拡大が続き、豪ドルは底堅く推移しよう

本連載は、三井住友アセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

市場予想の通り現状維持

政策金利を1.50%に据え置き

 

■豪州準備銀行(RBA)は、2月5日に開催した金融政策決定会合で、事前の市場予想通り、政策金利を1.50%に据え置きました。

 

消費者物価指数と政策金利

(注)消費者物価指数は2013年1-3月期~2018年10-12月期。消費者物価指数は異常値をつけた項目を除外したトリム平均値。政策金利は2013年3月31日~2019年2月5日。 (出所)Bloomberg L.P.、Datastreamのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(注)消費者物価指数は2013年1-3月期~2018年10-12月期。消費者物価指数は異常値をつけた項目を除外したトリム平均値。政策金利は2013年3月31日~2019年2月5日。
(出所)Bloomberg L.P.、Datastreamのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

 

 

成長率予想を小幅下方修正

見通しの基本観は変わらず

 

■公表された声明文によれば、RBAは豪州経済の成長率が2019年は+3%程度となるものの、20年はそれを若干下回るとしました。前回予測値の+3.25%から小幅な下方修正となりましたが、民間設備投資および政府のインフラ投資の拡大に支えられ、引き続き堅調な成長が続くとの見通しに変更はありません。

 

■物価については、従来予想よりも時間がかかるものの、「緩やかに改善する」との見方を維持しました。

 

■中国をはじめ海外経済の先行きに不透明感が浮上してきたこと等を受け、声明文の内容も従来に比べ、やや慎重なものとなりましたが、以上の通りRBAの基本観に変化は見られません。当面、金融政策は現状維持が続くと予想されます。

 

 

豪ドルは底堅く推移しよう

 

■2月6日にはRBA総裁の講演が行われました。その内容は概ね声明文に沿ったものでしたが、経済、金利の見通しに対するリスクについては従来「上振れ」だったものが、「上振れと下振れで均衡」とコメントしました。これを受け、円や米ドルといった主要通貨に対して、豪ドルは軟調な動きになっています。

 

■今後については、豪州の景気が堅調な拡大を続けると予想されること、豪州にとって重要な輸出相手国である米国と中国の間の貿易交渉に進展が期待されること等を踏まえると、今後、豪ドルの対円相場は底堅く推移すると見られます。

 

豪ドル円レートと日豪金利差

(注1)データは2015年3月1日~2019年2月5日。 (注2)金利差は豪州-日本。金利はともに3年国債利回り。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(注1)データは2015年3月1日~2019年2月5日。
(注2)金利差は豪州-日本。金利はともに3年国債利回り。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

 

(2019年2月6日)

 

関連マーケットレポート

2019年1月31日 FRBは金融引き締めの終了を示唆(2019年1月)
2019年1月25日 豪ドル相場は底堅い展開へ(2019年1月)
 

→毎日読むのが楽しみ!「幻冬舎ゴールドオンライン」無料メルマガ登録はこちら​

 

 

幻冬舎ゴールドオンラインの主催・共催・協賛セミナーをいち早くお届けする、

LINE@アカウントを始めました!お友達登録はこちらからお願いします。

 

友だち追加

 


調査部は、総勢20名のプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信しています。三井住友アセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたります。年間で約900本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2016年度実績)。

※三井住友アセットマネジメントと大和住銀投信投資顧問は4月1日に合併し、三井住友DSアセットマネジメントになりました。

著者紹介

連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

●当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
●当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、三井住友アセットマネジメント、幻冬舎グループは責任を負いません。
●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
●当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
●当資料は三井住友アセットマネジメントが信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
●当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧