不動産投資は、瞬間的な利益を追求するのではなく、長期にわたった投資計画が重要です。そのためには、行動と学びを継続することが不可欠になります。本記事では、不動産投資コンサルタントの桜木大洋氏が、不動産投資での成功に「継続の習慣化」が必要な理由を解説します。

知識、スキル、意欲…「不動産投資」成功の3つの要件

不動産投資は継続が大事です。

 

継続というのは、物件を探したり融資を申し込んだりすることもたしかにありますが、それだけではありません。常に学び続けることも大切で、本を読んだりニュースを見たり、セミナーに参加したり・・・これも大抵の人がやっていることです。

 

行動を続けること、学びを続けること。これが継続できればいいのですが、人間は弱いもので、なかなかそうはいきません。行動と学びの継続は、習慣化することで効果が絶大になり、やがて大きな成果をもたらします。

 

つまり、成功の鍵は「習慣化」にあるのです。

 

1.2種類の習慣

 

習慣には「成長するための習慣」と「停滞する習慣」があります。

 

停滞する習慣とは、このまま続けていても今の状態が変わらないとわかっているけれど、これまでの惰性や経験でついやってしまうようなことです。たとえば会社帰りにジムに行こうと決めたけれど、同僚に声をかけられてつい飲みに行ってしまったり、電車のなかで勉強しようと思っていたのに、ついスマホのゲームに夢中になってしまったり。

 

わかっちゃいるけどやめられない、なんとかしたいけど踏ん切りがつかめない、そんな感じです。不動産投資での成功を求めるのなら、停滞する習慣から抜け出して、成長への習慣化を目指すべきです。

 

ところが多くの人は、「停滞する習慣」に甘んじ、いつか変わらなきゃ、と思っていたりします。それでも行動に移せないのは、習慣化に必要な3つの要素のうちどれかが欠けているからです。

 

2.成長する習慣とは

 

習慣とは、ときには無意識に行われる行動パターンであり、それが人格を形成し、人生に決定的な影響を及ぼすことがあります。

 

アメリカの教育改革者だったホーレス・マンによると、「習慣は太い縄のようなもの。毎日一本ずつ糸を撚(よ)り続けるうちに、断ち切れないほど強い縄になる。」といわれています。

 

太い縄となった習慣は、なかなか断ち切ることは難しいけれど、意識の改革によって中断することも、また新たな縄を生み出すことも可能です。そして望む結果を得るために、「成長する習慣」とはなにか、を考えてみます。

 

「成長する習慣」には3つの要素があり

 

●知識

●スキル

●意欲

 

を併せ持つことが必要です。

 

知識とは、知らないことを覚える、という部類のものではなく、目標を達成するために何をするのか、なぜそれをするのかを追求し、理解することです。

 

スキルとは、冒頭でお話したように、学ぶことや行動すること。

 

そして、行動と学びを継続するために大切なものが意欲です。意欲は「想い」ともいい換えられ、単調で退屈な行動や、面白いと感じられないような学びを繰り返し、やり続ける動機をもたらしてくれます。

 

今度は逆に、どうしても継続できない理由があるとしたら、それはなぜか、という観点でお話します。継続できない=あきらめてしまうことなので、「なぜあきらめてしまうのか」を考えてみます。

 

これはズバリ「現状を変えたい!」という気持ちがそれほど強くないからです。

 

現代のサラリーマンの平均年収はおよそ500万円弱ですが、これで暴動も起きず、他国へ亡命する人もいないことを考えると、平均的な日本のサラリーマンはそれなりに生活していけている、という証拠です。

 

生活が大変だ、苦しい、といってはいても、それなりに我慢することが美徳とされ、節約していればなんとか生きているのです。

「そこそこの幸せの追求」が成功を妨げる!?

3.成功を妨げる一番の要因

 

その上で、不動産投資や新しいビジネスに挑戦すると、本業をこなしながら新しいことを学び、繰り返し繰り返しチャレンジし続けなければいけません。

 

そしていつ結果が出るかわからず、時には挫折を味わい、時には寝不足で体を壊すこともあります。これは、結構な苦痛を伴います。

 

そうしているうちに「やっぱり自分には無理だな。あきらめよう」と考えるようになります。サラリーマン業と違って、起業時には最初なかなか結果が出ないものです。

 

結果が出ないのに、作業ばかりで辛い。収入も得られず、時間も労力も消費するばかりです。このように今の状態を捉えると、あきらめるほうがよほどラクになれる、と感じてしまいます。

 

今すべき努力を止めてしまえばたしかにラクになりますが、現状は変わりません。

 

「それでもいいや」「今もそれほど深刻な状況ではないし」と思ってしまうことが、あきらめることに直結するのです。

 

たとえば年収1千万円以上の人などは、すでに標準以上の生活レベルを手に入れています。ところがそれが当たり前になってくると、子供の教育費や家族の外食費、旅行代など、もっとお金があれば素敵な暮らしができるのにな、と、年齢やキャリアを重ねるに従ってさらにちょっとずつ上を目指すようになります。

 

それでも本業にプラスして、忙しいなかで時間を作って新しいことを繰り返しやるうちに、すぐに結果が出ないと「やっぱりやーめた」となるのです。

 

「成功を妨げる一番の要因は、そこそこの幸せ」ということですね。一方、属性が低い人ほど「とにかく現状を変えなくては」「この場から早く脱却したい」という危機意識が強く、過去に辛い思いや悔しい経験をした人ほど、後々の成功を手に入れる確率が高いようです。

 

あきらめても困らない人ほど、あきらめるのが早いのです。さらにいえば、本当に困らないのなら、無理して今を変えようとしなくてもよいでしょう。

 

では、どうすればあきらめずにがんばれるのか。

 

まずは、現状の不満をリストアップすることです。不満をリストアップしたら、それを毎日読み上げるのです。今、あきらめてしまえば、この現状は変わらないのだ、と認識します。ですので、不満の数は多ければ多いほど、成功に近づくことができます。

 

4.習慣化の効果を上げる3つの要素

 

今の私が、現在の状態を手に入れているのは「絶対にこのままじゃいけない」という意識が明らかに強かったからです。結果が出るまで、やめるわけにはいかなかったのです。

 

もう一度いいます。「成功を妨げる一番の要因は、そこそこの幸せ」。そこそこの幸せで満足、もしくは我慢できる人には現状を変えることはできません。

 

圧倒的な幸せを手に入れるためには

 

圧倒的に意識を変え、

 

圧倒的に行動することが必要ですね。

 

知識・スキル・意欲。この3つがすべてそろって、意識と行動が習慣化したときに、最大の効果を発揮します。不動産投資での成功を求めるのなら、停滞する習慣・変わらない現状から抜け出して、成長への習慣化を目指したいですね。

 

本連載は、株式会社フェイスネットワークが運営するウェブサイト「toshi.life」の記事を転載・再編集したものです(https://toshi.life/article/fudosantoshi/16117)。

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