<会社概要>
本社 香港中環金融街8号国際金融中心2期72-76楼
設立年 1976年8,590人
上場年 1981年7月23日
決算期 12月
従業員数 8,590人
経営者 主席 李兆基香港
[図表1]株価チャート
[図表2]企業情報
香港、中国本土でも不動産開発業務を展開
香港で不動産開発、オフィスビル・商業施設投資、ホテル経営を手がける。中国本土でも不動産開発業務を展開。
投資会社の恒基兆業発展(97/HK)、都市ガスの香港中華煤気(3/HK)、ホテル運営の美麗華酒店企業(71/HK)、不動産投資・フェリー運営の香港小輪(50/HK)などの上場子会社を擁する。香港で保有する主なビル・商業施設は「国際金融中心」「宏利金融中心」「屯門時代広場」など。17年末の香港土地ストックは建築面積ベースで2470万平方フィート。ほかに新界で4490万平方フィートを保有する。
17年12月期(本決算)は4%減収、39%増益。投資用不動産の再評価益など、一時要因を除いたコア利益ベースでも38%増益を達成した。関連会社や合弁会社の貢献により、不動産販売部門の利益が大幅に膨らんでいる。米国で利上げサイクルが始まったものの、香港では域内への資金流入を背景に低金利環境が持続。住宅需要が堅調に推移し、地価・住宅価格ともに過去最高水準に達した。こうした経営環境の中、同社グループの不動産販売部門は売上高こそ0.8%減の203億7200万香港ドルとほぼ横ばいだったものの、利益は41.4%増の60億5500万香港ドルに拡大。
このほか、不動産賃貸部門の売上高は2.6%増の84億6800万香港ドル、利益は2.5%増の66億5200万香港ドルに伸びた。傘下物件の入居率が97%と高水準を維持する中で、前年を上回る賃料収入を得ている。
前年に比べ売上高は落ち込むが、純利益は上昇
[図表3]連結業績
[図表4]資本構成図
[図表5]主要業務(売上比率%)
[写真]住宅物件「翔龍湾」
●発行済株式総数(百万株)
4,001.16(100)