今回は、中国株のハンセン指数採用銘柄のひとつ、「恒生銀行」の企業情報を見ていきます。※本連載は、亜州IR株式会社が編集・発行した書籍『中国株四半期速報 2018年夏号』の中から一部を抜粋し、中国株の基礎知識とハンセン指数採用銘柄に選ばれた企業情報を15社ご紹介します。

 

<会社概要>

本社        香港徳輔道中83号

設立年    1952年12月5日

上場年    1972年6月20日

決算期    12月

従業員数 9,929人

経営者    董事長 錢果豊

 

[図表1]株価チャート

 

[図表2]企業情報

香港成人住民の半数に金融サービスを提供

経営規模は香港2位。域内で約250拠点を展開するなど、香港成人住民の半数に金融サービスを提供する。中国本土事業は1995年の広州支店開設から本格化し、上海、北京、福州へと経営範囲を拡大した。07年には、現地法人「恒生中国」も設立。現在は広東省および華南地区を中心とする20都市で、約50の拠点を持つに至る。04年には、福建省を基盤とする中堅行の興業銀行(601166/SH)に出資。ただ、15年5月までに2段階に分けて保有株をほぼ売却した。興業銀への出資比率は1%以下に低下している。

 

17年12月期(本決算)は23%増益。本業が堅調に推移する。純利息収入は10.4%増の245億7700万香港ドルに伸びた。増加率は前年の5.1%から加速。利付き資産や純利ざやの拡大が寄与している。純手数料収入も13.7%増の67億5500万香港ドルに拡大。香港の証券市場で商いが拡大する中、株式ディーリングやファンド販売にからむ手数料収入が力強い伸びを示した。

 

このほか、トレーディング収入は41.5%増の23億8400万香港ドルに膨らんでいる。引当金の減少も寄与。貸倒引当金とその他信用リスク引当金は20.6%減の10億4200万香港ドルに縮んだ。人件費の増加などで総営業費用も5.0%増えたが、増収率を下回る伸びに抑えた。一方、普通株Tier1比率は17年末時点で16.5%と、前年末の16.6%から0.1ポイント低下している。貸し出し増加によるリスク資産の拡大などが影響した。

前年に比べ、売上高・純利益ともに増加

[図表3]連結業績

 

[図表4]資本構成図

 
 

[図表5]主要業務(売上比率%)

 

[写真]本社

●発行済株式総数(百万株)

1,911.84(100)

中国株四半期速報 2018年夏号

中国株四半期速報 2018年夏号

亜州IR株式会社編集

亜州IR株式会社

合計460社もの中国株の情報を収録し、最新の業績内容もカバーしています。出資動向を図示的にまとめた「資本構成図」などにより、銘柄を研究する上でより理解が深まる一冊です。

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