シャワーヘッドはグレードを上げ「シルバー系」を選択
バスルームは特にデザインを入れる必要はありません。
ただ、多少は凝りたいということでしたら、壁面をすべて同じ色で統一するのでは
なく、ある一面だけをアクセントのために、別の色にするという方法もあります。こ
れはアクセントクロスと同じ効果があります。
水栓は混合水栓で、やはりステンレスのシルバー系にすると耐久性があり、汚れにくく目立たないので良いと思います。これが、プラスチック系の白のシャワーヘッドになると、前述の通り、段々と焼けていき、汚れが目立つので良くありません。コストで選ぶとプラスチック製ですが、グレードを上げてシルバー系を選ぶことをおすすめします。
デザインはシンプルで良いと思います。例えばオシャレでヨーロピアンな蛇口のものだと、洗いにくくて曇りがちになっていることもあります。そうなるとキレイに見えないので、入居者のニーズには合っていないことになります。
浴室内のカウンターや浴室収納棚については、ガラス製の方が高級感は出ます。ただし、その分コストは高くなり、ガラスが割れる可能性があります。
ですから、古くなって汚れてきたら取り替えることを前提に考え、安価なプラスチック製にしておいても大丈夫です。
[バスルームの例]
今や「システムキッチン」は当たり前
キッチンについて言えば、昔はガスコンロを置き、収納扉は観音開きというタイプが主流で、とにかく使い勝手が悪いものでした。
今のシステムキッチンは、出し入れがとても楽な引出タイプが主流です。分譲マンションや住宅は、このタイプのシステムキッチンを採用していることが多いです。
そして、大手ハウスメーカーが、この分譲仕様のシステムキッチンをアパートに採用し始めたことから広がっていき、今ではほとんどの新築アパートでこのシステムキッチンを採用しています。
いわば「システムキッチンが当たり前」という状態になっていますので、私の物件でも、当然システムキッチンにしています。
[キッチンの例]