今回は、消防署・保健所の立ち入り検査について見ていきます。※本連載は、全国民泊同業組合連合会 理事・大神麗子氏の著書、『買わない不動産投資 ドル箱 宿泊所』(みらいパブリッシング)より一部を抜粋し、新しい時代の「簡易宿所(かんいしゅくしょ)」投資のための、物件取得の具体的な方法をレクチャーします。
消防設備設が完了後に行われる「消防署の検査」
(前回からの続きです)
消防設備の設置が完了したら消防署に連絡しましょう。物件に検査に来ます。
問題なければその数日後に消防から連絡があり、無事に合格をもらえたら「適合通知書」というものが発行されます。通知書が降りたことを保健所に伝えましょう。
保健所の検査をクリアすれば「簡易宿所のオーナー」に
物件の家具設置など完了して準備が整ったら、保健所の検査の日程を決めましょう。保健所の方が物件にきて、室内を確認され、そのまま後は待つだけです。問題なければ、晴れて「旅館業許可書」が降ります。
その後は消防に「防火対象物使用開始届出書」を提出しましょう。屋号など簡単な記入です。ネットでダウンロードできますし、消防署においてあります。
これであなたも簡易宿所のオーナーです!!!
楽待コラムニスト
全国民泊同業組合連合会理事
宿泊業と不動産投資を掛け合わせた形でビジネスを行い、5年目に至る。学生の頃に自習用のレンタルデスクを借りたことがきっかけで、空間貸しビジネスの可能性に目覚める。就職活動において10社以上の東証一部上場企業から内定を得た後、総合職の営業として勤務し、2014年に独立。楽待コラムニストとして投資の執筆、不動産投資家やサラリーマンに向けた民泊投資アカデミーを主催、民泊の意見表明に関して国に認められた唯一の折衝機関である全国民泊同業組合連合会の理事を務める。SNS上では、多数のフォロワーに向けて自身の投資手法や考え方を公開し、反響を得ている。民泊ビジネスの第一人者として、多数の取材やセミナー講演依頼を受け、その可能性を提唱している。著書に『買わない不動産投資 ドル箱 宿泊所』(みらいパブリッシング)。
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