女性は慎重で着実な傾向、男性は自信家が多い!?
前回の続きです。
いまだに「投資はギャンブルのようなもの」というイメージが強いせいか、「投資は男性がやるもの」「男性の方が投資に向いている」と思っている人は、少なくありません。
「投資をしている」と明言したり、投資家を名乗ったりする女性の数は、男性に比べ、まだまだ少ないような気がします。
ところが、セゾン投信の女性のお客さまの多くは、着実に資産を増やしていらっしゃいます。
女性のお客さまは、よく「私は、投資には詳しくないんです」とおっしゃるのですが、投資方法や商品の内容に納得したうえで投資を始めると、きちんと継続して積み立てていかれる方が多いのです。
一方で、男性のお客さまの中には、「本当にこの方法、この商品で正しいのだろうか」と、ほかのやり方を試したくなってしまったり、「投資についてはそれなりに勉強しているし、損をするはずがない」と思ってしまったりする方もいらっしゃいます。
その結果、ついつい投機的な方法や、リスクが高く、あまりおすすめできない商品などに手を出し、せっかくおすすめした方法で利益を出していたのに、結局損をしてしまう・・・というケースが、少なからずあるのです。
「自分は投資に向いていない」と思う人こそ試そう
私は、「投資に向いていない人」などいないと思っています。
特にこの本でおすすめする方法なら、誰にでも簡単に始められ、続けることができるはずです。
今まで「自分は投資に向いていない」と思い込んでいた人こそ、ぜひ試してみてください。
Point
投資に向いていない人などいない。
慎重さ、自信のなさなどが、投資においてはプラスに働くこともある。