望む条件を想定し、契約までの流れを確認すると・・・
ある程度、物件に望んでいる条件を想定して、契約までの流れについて確認してみましょう。まず、不動産業者に希望条件を伝えます。何回かのヒアリングを経て、条件に合うものがあればその日のうちに内覧(建売住宅の場合)をすることもあります。
内覧をして気に入れば、申し込みへと進みます。この場合の申し込みは契約ではなく、購入する意思があることを示す程度のものでしかありません。申し込みと同時に、住宅ローンの審査を行う場合もあります。
住宅ローンの審査を経て、問題なく審査が通れば、あとは本契約に移ります。通常であれば、審査が通ってから1週間以内に契約することになります。問題なく契約できれば、あとは引渡日に物件が引き渡されるだけです。
相談から契約までは、選択肢が少ないほどスピーディ
このように、住宅購入の流れだけを見てみると、とてもスムーズなものであることが分かります。手続きなどの細かい部分はありますが、重要なのは意思決定だけであり、あとは必要な作業をすればいいだけです。複雑なことはありません。
相談から契約に至るスピードに関しては、選択肢が少なければ少ないほど早くなります。逆に選択肢が多過ぎると、決められないということもあるほどです。ですので、ある程度は選択肢を狭めて判断できるようにしたほうがいいでしょう。
契約までの期間を考えれば、それほど急がなくてもいいと思う人もいるかもしれません。しかし実際には、計画どおりに進まないことも少なくありません。できるだけ早く準備を進めておき、トラブルが起きても対処できるようにしておきましょう。