投資には必ず「リスク」が存在する
ここまでは不動産投資の持つ数々のメリットについて触れてきました。
ただ、他方で、投資にはリスクも存在します。不動産投資も、決してその例外ではありません。代表的なリスクを紹介すると、以下の3つがあげられます。
①天変地異
地震や台風をはじめとした自然災害によってもたらされる建物の倒壊などのリスクです。
②事件・事故
賃貸中に自殺や他殺などの事件・事故が起こった場合、物件の価値は低下します。
③空室リスク
入居者がつかず家賃収入を得られなくなるリスクです。
空室リスクは物件探しの段階で対処することが可能
このうち①と②のリスクについては事前に予測することが困難もしくは不可能なので、予防や対策は基本的に難しいかもしれません。投資用不動産の購入について私のところに相談に来る人たちの中にも、この①と②のリスクのために「始めようかどうしようか」と悩んでいるケースは多く見られます。
ただ率直にいって、これらはプロでも予測不可能なリスクです。過度に気にかけるのであれば購入をやめることもオススメしています。
良いことはさほど気になりませんが、嫌なことは一度考えてしまうと頭から離れなくなってしまいがちです。私としても、不動産投資はそこまで不安な思いを抱きながら行うものではないと考えています。
一方、③については、投資する不動産のタイプやエリアを絞ることによって、リスクを限りなく軽減し防ぐことが十分に可能です。実際私の会社でも、③のリスクに関して悩んでいる人たちには、その解消手段についてしっかりと説明をしています。