▲トップへ戻る
株式投資に比べて「不動産投資」が優れている理由②

前回に引き続き、株式投資に比べて「不動産投資」が優れている理由を見ていきましょう。今回は、市場リスクなどの観点から探ります。

無視できない、上場企業の「倒産リスク」

2016年度は上場企業の倒産は発生せず、倒産件数は1990年度以来、26年ぶりのゼロ件でした。裏を返せば毎年毎年上場企業の倒産があるということです。

 

あのリーマン・ショックピークの2008年には45件も上場企業が倒産しています。当時を振り返ると、そのころは本当に市場が混乱しているのが目に見えてわかりました。

 

あるとき、私の友人が勤めていた上場企業が倒産したというニュースがヤフーニュースに流れていました。その友人に連絡すると、「先ほど朝礼で言われた」とぼう然とした口調で伝えられました。また、大勢の友人や知人から「所有する株が紙くずになった。大損した」という話をよく耳にしたものです。

不動産価格は下がっても、「賃料の急降下」はない

不動産業界も名だたる上場不動産会社が倒産するだけでなく、大家に対しての家賃の未払いや敷金の使い込みなどの大きな問題が発生し大混乱でした。当然、投資用不動産の価格も急転降下しましたが、歴史の教訓として、今自信を持っていえることもあります。

 

それは不動産の価格は下がっても、賃料は急降下せず「家賃」は安定して入り続けていたということです。

 

私の顧客の中に株も不動産投資も積極的に行っている人がいます。そのお客様は、リーマン・ショックのときに、持っていた株が大暴落したために大きな損を被りました。しかし所有していた不動産は、価格が下がったものの、家賃収入は変わらずに安定して確保し続けることができました。

 

なぜならば景気が急落してもその部屋を借りている賃借人はそこに住み続け、家賃を支払っていてくれたから、たったそれだけのことなのです。もちろん、当時の入居者はだいぶ前に退去してしまいましたが、新しい入居者がちゃんとついて家賃を払ってくれています。

宅地建物取引士
2級ファイナンシャルプランニング技能士

1980年千葉県生まれ。2004年駒澤大学経済学部卒業後大手不動産デベロッパーに入社し、新築投資用ワンルームマンションの販売に従事。その後アメリカ最大手の金融機関へ入行し、リスクマネジメント担当の経験を積む。2008年に大手投資用不動産会社に入社。築浅マンションから築40年のマンションまで様々なブランド物件の、仕入れ専門の売買仲介を経験する。不動産業界の現場最前線で日々、数多くの不動産投資に関する顧客相談を受けつつトップセールスとして活躍し、数々のタイトルを獲得。

2011年、東日本大震災のボランティアで被災者との交流から「自分には何ができるか」を考えた末、「今まで培ってきた経験を活かして、不動産投資にお困りの方、またはこれから不動産投資をお考えの方にプロとして最低限のアドバイス。これならできる!」と、強い思い入れのあった起業を決意。同年9月に投資用不動産専門の株式会社パートナーズを設立。物件の仕入れから販売、賃貸管理などのプロパティ面、アフターサービス、出口戦略まですべてサポート可能な投資用不動産のエキスパート集団を率いる。

著者紹介

連載勝てる不動産投資・・・「投資指標」の読み方・「収支計画」の立て方

本連載は、2017年12月25日刊行の書籍『不動産投資の「勝ち方」が1時間でわかる本』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

 

 

不動産投資の「勝ち方」が1時間でわかる本

不動産投資の「勝ち方」が1時間でわかる本

吉村 拓

幻冬舎メディアコンサルティング

いつ? どうやって? なにを?  興味があってもなにから始めればいいのかわからない人が大半。そんな方に読んでほしい、不動産投資のメリットと勝つためのノウハウが十二分に詰まった一冊。不動産会社探しのプロセスから選…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧