株式投資で「年初来高値・安値」の銘柄を確認すべき理由

今回は、株式投資で「年初来高値・安値」の銘柄を確認すべき理由を見ていきます。※本連載は、株式ジャーナリストとして活躍する天海源一郎氏の著書、『こんな時代にたっぷり稼げる株の見つけ方』を一部抜粋し、個人投資家が株式投資で成功する思考法と売買スタイルを紹介します。

年初来高値・安値の銘柄は、勢いが続く可能性が高い

全上場銘柄の株価の値上がり・値下がり状況を整理してみると、全体相場がよほど急騰もしくは急落した期間でなければ、ちょっとだけプラス、ちょっとだけマイナスという銘柄が最も多く、三角形を描く格好で、「さらにプラスあるいはマイナスの銘柄」→「相当な率でプラスあるいはマイナスの銘柄」という具合に次第に数が減っていくはずです。

 

上場来高値、上場来安値をつける銘柄とは、特定の期間において、それぞれの頂点に位置していると考えることができます。

 

私は毎朝9時に取引がスタートすると、まずはあらかじめ登録している銘柄をチェックし、次に取りかかるのが年初来高値・安値をつけた銘柄の確認です。それらの動向を見て相場が強いことを確信すると、8〜10銘柄ぐらいまとめて買っていきます。

 

(あくまでも全体相場が強い動きをしている日ですが)。そうすると、期待外れで失速するのはそのうちの1〜2銘柄にとどまるというのが通常のパターン。

 

つまり、勢いが持続する確率のほうがはるかに高いということです。

 

マラソンで言えば、そういった銘柄は先頭集団を走っている選手たちというイメージです。何人かは脱落していきますが、集団の中からさらに前へと抜け出していく選手が出てくるのが常であり、最後方から怒濤(どとう)の追い込みを見せるような展開は競馬に限った話でしょう。

短期で「株価が10倍」になる銘柄を探す方法

もちろん、逆に下げ局面ではとことん空売りで勝負します。下をめざしているという方向感がはっきりしていれば、その先頭集団をカラ売りをかけることによって追いかけるのは至って自然なことだと私は考えています。

 

講演会などで、参加者からよくこんな質問をされます。

 

「短期で株価が10倍になる銘柄は、どうやったら探し出せますか?」

 

常に私は、次のように答えています。

 

「すでに3〜5倍になっている銘柄に注目するといいでしょう」

 

人を食った返答をしているのではありません。

 

10倍になる銘柄とはすでに3倍や5倍になった銘柄の中に含まれているのです。

 

無論、ここまでに述べてきたことがその根拠です。かつてのガンホー・オンライン・エンターテイメントの大相場を思い起こせば、誰しも納得するのではないでしょうか?

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    株式ジャーナリスト
    個人投資家

    1968年大阪市生まれ。関西大学社会学部卒業後、ラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)入社。東京証券取引所兜記者ク ラブ記者、株式市況アナウンサー、マーケット情報部ディレクターなどを歴任。個人投資家向けの株式情報番組をプロデュースする。2004年独立後、個人投 資家向けの執筆、講演、プロデュースなどに精力的に取り組んでいる。個人投資家が儲けるための投資の啓蒙をライフワークとする。『夕刊フジ』(産経新聞) にて毎週木曜日「天海源一郎の株式フジ」連載中。『週刊現代』、『FRIDAY』(ともに講談社)、『サンデー毎日』(毎日新聞出版)、『ネットマネー』 (産経新聞出版)『BIGtomorrow』(青春出版社)等、各種メディアで活躍。

    著者紹介

    連載個人投資家の絶対的売買イメージ~『こんな時代にたっぷり稼げる株の見つけ方』より

    こんな時代に たっぷり稼げる株の見つけ方

    こんな時代に たっぷり稼げる株の見つけ方

    天海 源一郎

    幻冬舎

    時間をかけて勉強して理解した「理論」が、実際に株式投資を行う際には「ヤマ勘」と対して変わらないものになるというのが、多くの個人投資家の実像である。本書は、「ヤマ勘株投資」と決別するために必読の一冊。株式市場の全…

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