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株式投資における「年初来高値・安値」をどう考えるか?

今回は、株式投資における「年初来高値・安値」をどう考えるかを見ていきます。※本連載は、株式ジャーナリストとして活躍する天海源一郎氏の著書、『こんな時代にたっぷり稼げる株の見つけ方』を一部抜粋し、個人投資家が株式投資で成功する思考法と売買スタイルを紹介します。

高値は現時点のもの、更新し続けることも少なくない

リアルタイムでは大天井や大底がわからないことを前提とすれば、ある銘柄が目の前で年初来高値をつけたとしても、そこが年間の頂点となるか否かはまだ確定していません。

 

年初来において最高値であることは、あくまで現時点においてのみ言えることで、まだまだ上昇の途上である可能性があります。

 

それは上場来高値も然りで、目の前では上場来高値であっても通過点にすぎず、どんどん記録を塗り替えていくかもしれません。

 

もちろん、過去に”スッ高値”で掴んでいた投資家たちから”やれやれ売り”も出てくるでしょうが、それをこなして株価が突き進むケースも珍しくないことです。

 

よく見かけるのは、ある特定の期間においては同じような銘柄ばかりが高値を更新し続けていることです。

 

継続性についてはそれぞれですが、ある短期間を見てみると、同じような銘柄が幾日も高値を更新し続けていることがあります。

 

それらは「需給」がすっきりと好転し、株価が上昇しやすくなっている可能性が高いと考えられます。

高値・安値が目立つ場合は、一度相場全体を見つめ直す

逆も真なりで、年初来安値をつけた銘柄の動きがそこで止まるとは限りません。さらに売られ続けて、安値を更新し続ける展開も十分にありうるでしょう。

 

ところが、投資家(特に個人投資家)の一部はこうした光景を目の当たりにすると、「うわっ、高い!」とか、「べらぼうに安い!」とか感じてしまいがちです。

 

そういった際には今一度、冷静に相場全体を見つめ直したほうがいいと私は考えています。

 

日経平均株価は史上最高値にまったく届いていないにもかかわらず、どんどん新高値を更新していくという銘柄は相当な勢いを持っていると言えるのではないでしょうか?

 

だとすれば、まだまだ買われる可能性が高いと考えるほうが自然ではないかと私は考えます。

株式ジャーナリスト
個人投資家

1968年大阪市生まれ。関西大学社会学部卒業後、ラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)入社。東京証券取引所兜記者ク ラブ記者、株式市況アナウンサー、マーケット情報部ディレクターなどを歴任。個人投資家向けの株式情報番組をプロデュースする。2004年独立後、個人投 資家向けの執筆、講演、プロデュースなどに精力的に取り組んでいる。個人投資家が儲けるための投資の啓蒙をライフワークとする。『夕刊フジ』(産経新聞) にて毎週木曜日「天海源一郎の株式フジ」連載中。『週刊現代』、『FRIDAY』(ともに講談社)、『サンデー毎日』(毎日新聞出版)、『ネットマネー』 (産経新聞出版)『BIGtomorrow』(青春出版社)等、各種メディアで活躍。

著者紹介

連載個人投資家の絶対的売買イメージ~『こんな時代にたっぷり稼げる株の見つけ方』より

 

 

こんな時代に たっぷり稼げる株の見つけ方

こんな時代に たっぷり稼げる株の見つけ方

天海 源一郎

幻冬舎

時間をかけて勉強して理解した「理論」が、実際に株式投資を行う際には「ヤマ勘」と対して変わらないものになるというのが、多くの個人投資家の実像である。本書は、「ヤマ勘株投資」と決別するために必読の一冊。株式市場の全…

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