暴騰後は「利益確定売り」でいったん下落するが…
「暴騰銘柄の急落後の反発」を狙うという手法は、私自身がもっとも得意としているやり方で、買ってからたった1日で10%の利益を確保できることもよくあります。
値動きの流れを見ていきましょう。まず何らかの材料が出たのをきっかけに、1〜2週間ほどで株価が1.5〜2倍以上に暴騰していきます。勢いが強ければ、さらに速いペースで上昇することもあります。暴騰後は、ほとんどの場合、利益を一度確定しようという売りに押されて株価はいったん勢いよく下落します。
しかし、上げ幅の半分(半値)程度まで下がると、下げ止まってその後は再び上昇に転じるのです。
「半値押し」を狙って買いを入れる
そこで、上げ幅の半値程度下がったところ、つまり半値押しを狙って買いを入れて、その後の反発を取りに行くのです。利益確定の水準は8〜10%アップが基本ですが、うまくいけばそれ以上の利益を狙って大きく儲けられるケースも少なくありません。
値動きのイメージ図(以下の図表1)を見てみましょう。このような形のチャートを狙います。実際の銘柄の値動きと共によく確認してください。
[図表1]「暴騰銘柄の急落後の反発」イメージ図
[図表2]銘柄名ファーマフーズ(2929・マザーズ)