前回は、賃貸市場に影響を与える民泊について解説しました。今回は、都心のワンルームマンションに高齢者の需要が見込める理由を見ていきます。

都心に移り住む「一人暮らしの高齢者」が増加

近年、一人暮らしの高齢者の数が増えています。図表1のように年々、一人暮らしの高齢者は増加傾向にあり、平成47年には4人に1人が一人暮らしの高齢者です。一人暮らしの高齢者のなかには、生活の利便性を求めて都心に移り住む高齢者も増えています。

 

[図表1]

車が不要な都心なら、自動車事故のリスクも回避

図表2のように将来的には都心で暮らしたいと考えている高齢者は、約25%というアンケート結果も出ました。

 

[図表2]

 

もちろん、ライフスタイルに多様性を求められている時代ですから、郊外に住みたい高齢者もいるでしょうし、田舎に住みたい高齢者も当然のようにいます。

 

しかし、近年問題になっている高齢者の自動車事故などを回避するためには、車無しでは生活できない地方より、利便性の良い都心や周辺のベッドタウンに移り住む高齢者が増えることは十分考えられることです。「利便性の高さ」と「単独世帯用の住まい」といったキーワードに当てはまる駅から近いワンルームマンションという選択肢も、今後は増えるでしょう。

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仲宗根 和徳

幻冬舎メディアコンサルティング

平成27年1月に相続税の改正が実施され、相続税対策への関心も非常に高まっている中、相続税対策の実用書も数多くあります。 しかし、「相続税評価額を下げることだけを書いてある書籍」や「相続、贈与を詳しく書いた百科事典…

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