今回は、為替レートに大きな影響を与える「経済指標」の種類と見方について解説します。※本連載では、バーニャ マーケット フォーカスト代表の水上紀行氏の著書『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』(扶桑社)の中から一部を抜粋し、FXで利益を出すための基礎知識を分かりやすく解説します。

経済指標の王様的存在の「国内総生産(GDP)」

その国の経済状況から為替レートの未来を占うファンダメンタルズ分析において、健康診断の各種数値に相当するのが日々、発表される「経済指標」になります。

 

経済指標はその国全体に関するもののほか、企業活動や一般消費者に関するものなど多岐にわたりますが、王様的存在といえるのが「国内総生産(GDP)」です。

 

GDPはその国の経済活動によって生み出された付加価値を数値化したもので、四半期ごとに発表され、前年同期や前期に比べて何%変化したか、伸び率が注目されます。GDPが順調に伸びていれば好景気、逆に2期連続でマイナスだと景気後退と見なします。

見逃せない「米国雇用統計」と「政策金利」

ここ10年近く、絶大な注目を集めてきた「米国雇用統計」も見逃せません。「失業率」や毎月の「非農業部門新規雇用者数」は、米国の中央銀行・FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策にも影響を与えるもので、毎月第1金曜日の発表後に為替相場が大荒れになることも日常茶飯事です。

 

為替レートを動かす要因としては「金利」も見逃せません。各国の金利は、その国の経済状況、特に物価の上昇率や経済成長率によって決まっていきます。もし為替レートがずっと横ばいで推移するなら、金利が低い通貨を売って高金利通貨を買えば、金利差分だけ確実に儲かるため、各国の金利動向には注意を払いましょう。

 

金利には、中央銀行がインフレ率や雇用情勢などをもとに決める短期的な政策金利と、各国の10年物国債の金利に代表される長期金利があります。

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    本連載は、2017年3月31日刊行の書籍『超入門 24時間まかせて稼ぐFX戦略投資』から抜粋したものです。稀にその後の税制、法改正等、最新の内容には一部対応していない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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