前回は、 新築アパートの「納期」を短縮する方法とメリットを解説しました。今回は、橋本の新築アパートを購入した事例を紹介します。

仕事の合間に銀行開拓を続けたが・・・

橋本新築アパート(新築プロジェクト3)

 

①購入:2015年4月(土地契約月)

②最寄駅:横浜線橋本駅徒歩10分

③価格:1億2000万円(土地4750万・建物7250万)

④部屋数:15部屋(1K×15部屋)

⑤家賃:90万円/月(表面利回り9%)

⑥築年年数:新築(2016年1月完成予定)

⑦借入金額:1億1000万円

⑧借入期間:25年

⑨借入金利:1.5%

 

土地購入時の融資が全く付かなかった。土地の仲介業者は住宅用の売買を主にしており、このあたりの投資用のローンに対して、強い力は発揮できなかった。担当者はかなりフットワーク軽く動いてくれたが、残念ながら期待される融資を得ることができなかった。

 

私は私で、不動産事業をやってから初めて、自分で銀行を開拓した。しかし、基本的には本業は内勤中心で、銀行回りをする時間もない。昼休みなどに複数電話をかけて、銀行の条件や担当者のメールアドレスを聞きながら、仕事が終わって帰宅後に必要な書類を送付。翌日に電話でフォローしながら、融資の感触を聞き出すということを2週間近く繰り返した。

建築業者からの紹介で金利1%台の融資を獲得

しかし、結果、好条件(1%台の金利)で融資を引くことはできなかった。私が内定を受けていたのは、金利3%台の某銀行。私の住居・勤務地を考慮した場合、どうしても融資対象エリアが都内・川崎エリアで、橋本は対象外という金融機関が多かった。橋本の地元は、土地価格も少しずつ上がり、盛り上がりはじめているが、都内の金融機関はそこまで盛り上がっておらず、かなりの温度差を感じた。

 

そして、3%台の金利を受け入れる気持ちの準備が整っていたが、ミラクルが起きた。建築施工業者を決める際に、複数業者の相見積もりをしたが、私が融資付けに困っている話をしたら、建築業者が金融機関を紹介してくれた。その結果、1%台の融資を受けることができた。もちろん、この金融機関を紹介してくれた業者に工事を依頼! 内勤中心のサラリーマンが、金融機関を自分で開拓していくのは相当シンドイ。

理系サラリーマン大家が伝授する  不動産投資で不労所得1000万円を得る方法

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溝口 晴康

幻冬舎メディアコンサルティング

いまや大ブームとなった不動産投資。しかし初心者であれば、どんな物件を買うべきか、資金をどのように調達するのか、購入後はなにをすればよいのかなど、わからないことだらけ。しかし著者は、そこで、自ら不動産投資にチャレ…

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